例文・使い方一覧でみる「黄褐色」の意味

...あの犬の毛色は黄褐色で、とてもかわいい... あの犬の毛色は黄褐色で、とてもかわいいの読み方

...昨日見た葉っぱは黄褐色で秋の気配を感じさせた... 昨日見た葉っぱは黄褐色で秋の気配を感じさせたの読み方

...靴下を洗う前に色落ちしないか心配で、黄褐色の物は手洗いしている...

...あのテーブルの黄褐色の木目が、リビングに温かみを与えている... あのテーブルの黄褐色の木目が、リビングに温かみを与えているの読み方

...キャメルコートの黄褐色が大人っぽくて好き... キャメルコートの黄褐色が大人っぽくて好きの読み方

...私達が立っている堤防は黄褐色の単調な色をもって... 私達が立っている堤防は黄褐色の単調な色をもっての読み方
伊藤野枝「転機」

...左の目は眼球の黄褐色をした部分の内部が壞れて... 左の目は眼球の黄褐色をした部分の内部が壞れての読み方
鈴木三重吉「赤い鳥」

...黄褐色の凄まじい焔（ほのお）が天に冲（ちゅう）し... 黄褐色の凄まじい焔が天に冲しの読み方
橘外男「ウニデス潮流の彼方」

...すすけた黄褐色（おうかっしょく）の千切（ちき）り形（がた）あるいは分銅形をしたものの... すすけた黄褐色の千切り形あるいは分銅形をしたもののの読み方
寺田寅彦「錯覚数題」

...マーガレットの花輪を黄褐色（きかっしょく）の首にかけられて日なたぼっこしていたある日のこと... マーガレットの花輪を黄褐色の首にかけられて日なたぼっこしていたある日のことの読み方
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー　Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳「フランダースの犬」

...黄褐色（きかっしょく）の大きな犬の頭をひざにのせている姿でした... 黄褐色の大きな犬の頭をひざにのせている姿でしたの読み方
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー　Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳「フランダースの犬」

...黄褐色（くわうかつしよく）の明（あか）るい光（ひかり）を反射（はんしや）して... 黄褐色の明るい光を反射しての読み方
長塚節「土」

...醫者（いしや）は爼板（まないた）のやうな板（いた）の上（うへ）に黄褐色（くわうかつしよく）な粉藥（こぐすり）を少（すこ）し出（だ）して... 醫者は爼板のやうな板の上に黄褐色な粉藥を少し出しての読み方
長塚節「土」

...狹（せま）い庭（には）の先（さき）に紙捻（こより）を植（う）ゑたやうな桑畑（くはばたけ）の乾燥（かんさう）しきつた輕鬆（けいしよう）な土（つち）が黄褐色（くわうかつしよく）な霧（きり）の中（なか）へ吹（ふ）つ立（た）つて行（ゆ）くのが見（み）える... 狹い庭の先に紙捻を植ゑたやうな桑畑の乾燥しきつた輕鬆な土が黄褐色な霧の中へ吹つ立つて行くのが見えるの読み方
長塚節「土」

...魚体はクリーム色に近い薄い黄褐色で... 魚体はクリーム色に近い薄い黄褐色での読み方
中谷宇吉郎「異魚」

...壁の羽目板の黄褐色とテイブルクロスの緋色の間に... 壁の羽目板の黄褐色とテイブルクロスの緋色の間にの読み方
野上豊一郎「レンブラントの国」

...その黄褐色の毛に覆われたものは恐怖と入り混じった不快感を催させた...
バルザック　Honore de Balzac 中島英之訳「ゴリオ爺さん」

...右は大いなる黄褐色のものにして... 右は大いなる黄褐色のものにしての読み方
エドガア・アルラン・ポオ　Edgar Allan Poe 森林太郎訳「病院横町の殺人犯」

...男は淡黄褐色の長い上着に... 男は淡黄褐色の長い上着にの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「くちなしの花」

...そして黄褐色あるいは茶褐色... そして黄褐色あるいは茶褐色の読み方
牧野富太郎「植物記」

...化学変化の為めに黄褐色になったのでも構いはしない――でも自分の手に入って来ると...
松永延造「職工と微笑」

...黄褐色の大な山の肌が目にはひる... 黄褐色の大な山の肌が目にはひるの読み方
吉江喬松「山岳美觀」

...此山肌の黄褐色の上をも照らしてゐる... 此山肌の黄褐色の上をも照らしてゐるの読み方
吉江喬松「山岳美觀」

「黄褐色」の読みかた

「黄褐色」の書き方・書き順

いろんなフォントで「黄褐色」