「黄白」の意味
金や銀の別称
「黄白」の例文(場面別)
- 金融彼は黄白の取引で大きな利益を上げた。
- 歴史古代中国では黄白が富の象徴とされていた。
- 文学彼の詩には黄白の輝きが描かれている。
- 日常会話黄白のアクセサリーが最近流行っている。
小説での「黄白」の使い方
...監督教会は英国が世界を掠奪せんがための機関にしてその信徒は黄白(こうはく)のために使役せらるる探偵なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...紅紫黄白(こうしこうはく)...
田中英光 「オリンポスの果実」
...こう云う風であるから真面目に熱心に斯道(しどう)の研究をしようと云う考えはなく少しく名が出れば肖像でも画いて黄白(こうはく)を貪(むさぼ)ろうと云うさもしい奴ばかりで...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...中央に八葉の蓮華を模した黄白の泥で塗った火炉があり...
直木三十五 「南国太平記」
...黄白の幟(し)を目ざして襲いかかった...
中島敦 「李陵」
...臺地(だいち)の畑(はたけ)は黄白(くわうはく)相(あひ)交(まじ)つて地勢(ちせい)の儘(まゝ)になだらかに起伏(きふく)して鬼怒川(きぬがは)の土手(どて)に近(ちか)く向方(むかう)へ低(ひく)くこけて居(ゐ)る...
長塚節 「土」
...青年子弟の何らの定見もなくしていたずらに黄白万能主義(こうはくばんのうしゅぎ)を信奉するの弊(へい)とを戒(いまし)めた...
夏目漱石 「野分」
...黄白の菊の花が榮えて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もともと黄白混血児(ユウラジアン)ですし...
久生十蘭 「キャラコさん」
...こんなふうにばかりして生きて来たんです! ……どうせあたしは黄白混血児(ユウラジアン)さ! どっちみち...
久生十蘭 「キャラコさん」
...陳子(ちんこうし)の『秘伝花鏡(ひでんかきょう)』には「木高廿数丈、直ニシテ旁枝ナク、葉ハ車輪ノ如ク、木ノ杪ニ叢生ス、粽皮アリテ木上ヲ包ム、二旬ニシテ一タビ剥ゲバ、転ジテ復タ上ニ生ズ、三月ノ間木端ニ数黄苞ヲ発ス、苞中ノ細子ハ列ヲ成ス、即チ花ナリ、穂亦黄白色、実ヲ結ブ大サ豆ノ如クニシテ堅シ、生ハ黄ニシテ熟スレバ黒シ、一タビ地ニ堕ル毎ニ、即チ小樹ヲ生ズ」と書いてある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その五は白色あるいは帯黄白色の花が咲きヒガンバナとショウキランとの間の子だと私の推定するシロバナマンジュシャゲである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...「老(ヒネ)タル栗ヲ用ヰ殻ヲ連ネテ晒乾シ稍皺バミタル時臼ニ搗(ツ)キテ殻及シブ皮ヲ去レバ則チ内黄白色ニシテ堅ク味甜ク美ナリ或ハ熱湯ニ浸シ及ビ灰ニシテ軟キヲ待テ食フモ亦佳シ或ハ食フ時一二顆ヲ用テ掌ニ握リ稍温ムレバ則チ柔ク乾果ノ珍物ト為ス也以テ嘉祝ノ果ト為スハ蓋シ勝軍利(カチクリ)ノ義ニ取リ武家特ニ之レヲ重ンズ」(漢文)と書いてあるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...またそれに支払う黄白(こうはく)も持たない」「私は代償などは求めません」と六郎兵衛はくいさがった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...彼の下宿に黄白(こうはく)を詰めた菓子箱が山積みしていた...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...実は黄白(こうはく)消長の関鍵(かんけん)であり...
横光利一 「上海」
...武家の音物(いんもつ)や黄白(こうはく)を収入とするのが...
吉川英治 「新書太閤記」
...紅黄白紫のハンケチがいつも平土間(ひらどま)を埋めてい...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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