例文・使い方一覧でみる「黄白」の意味


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...元(もと)より文壇不遇の士の黄白(くわうはく)に裕(ゆたか)なる筈なければ...   元より文壇不遇の士の黄白に裕なる筈なければの読み方
芥川龍之介 「骨董羹」

...床に落ちる黄白(こうはく)の音が...   床に落ちる黄白の音がの読み方
芥川龍之介 「仙人」

...村役場を占領して村民誘拐の事務所とし黄白を散じて良民を惑乱し或ハ威嚇し...   村役場を占領して村民誘拐の事務所とし黄白を散じて良民を惑乱し或ハ威嚇しの読み方
田中正造 「非常歎願書」

...紅紫黄白(こうしこうはく)...   紅紫黄白の読み方
田中英光 「オリンポスの果実」

...春ならば黄白の菜の花薫る上野の盆地遠く展けて...   春ならば黄白の菜の花薫る上野の盆地遠く展けての読み方
近松秋江 「伊賀、伊勢路」

...黄白の幟(し)を目ざして襲いかかった...   黄白の幟を目ざして襲いかかったの読み方
中島敦 「李陵」

...臺地(だいち)の畑(はたけ)は黄白(くわうはく)相(あひ)交(まじ)つて地勢(ちせい)の儘(まゝ)になだらかに起伏(きふく)して鬼怒川(きぬがは)の土手(どて)に近(ちか)く向方(むかう)へ低(ひく)くこけて居(ゐ)る...   臺地の畑は黄白相交つて地勢の儘になだらかに起伏して鬼怒川の土手に近く向方へ低くこけて居るの読み方
長塚節 「土」

...青年子弟の何らの定見もなくしていたずらに黄白万能主義(こうはくばんのうしゅぎ)を信奉するの弊(へい)とを戒(いまし)めた...   青年子弟の何らの定見もなくしていたずらに黄白万能主義を信奉するの弊とを戒めたの読み方
夏目漱石 「野分」

...黄白(こうはく)に至りては精励(せいれい)克己(こっき)の報(むく)いとして来たるものは決して少なくなかろう...   黄白に至りては精励克己の報いとして来たるものは決して少なくなかろうの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...黄白の菊の花が榮えて...   黄白の菊の花が榮えての読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...個人の謝志を些少(さしょう)なりとも黄白(こうはく)の形でポケットする警官はあるまい...   個人の謝志を些少なりとも黄白の形でポケットする警官はあるまいの読み方
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」

...「老(ヒネ)タル栗ヲ用ヰ殻ヲ連ネテ晒乾シ稍皺バミタル時臼ニ搗(ツ)キテ殻及シブ皮ヲ去レバ則チ内黄白色ニシテ堅ク味甜ク美ナリ或ハ熱湯ニ浸シ及ビ灰ニシテ軟キヲ待テ食フモ亦佳シ或ハ食フ時一二顆ヲ用テ掌ニ握リ稍温ムレバ則チ柔ク乾果ノ珍物ト為ス也以テ嘉祝ノ果ト為スハ蓋シ勝軍利(カチクリ)ノ義ニ取リ武家特ニ之レヲ重ンズ」(漢文)と書いてあるが...   「老タル栗ヲ用ヰ殻ヲ連ネテ晒乾シ稍皺バミタル時臼ニ搗キテ殻及シブ皮ヲ去レバ則チ内黄白色ニシテ堅ク味甜ク美ナリ或ハ熱湯ニ浸シ及ビ灰ニシテ軟キヲ待テ食フモ亦佳シ或ハ食フ時一二顆ヲ用テ掌ニ握リ稍温ムレバ則チ柔ク乾果ノ珍物ト為ス也以テ嘉祝ノ果ト為スハ蓋シ勝軍利ノ義ニ取リ武家特ニ之レヲ重ンズ」と書いてあるがの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...笑面黄白色の身相...   笑面黄白色の身相の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...黄白術相和...   黄白術相和の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...またそれに支払う黄白(こうはく)も持たない」「私は代償などは求めません」と六郎兵衛はくいさがった...   またそれに支払う黄白も持たない」「私は代償などは求めません」と六郎兵衛はくいさがったの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...即ち黄白の二種にして...   即ち黄白の二種にしての読み方
横光利一 「上海」

...武家の音物(いんもつ)や黄白(こうはく)を収入とするのが...   武家の音物や黄白を収入とするのがの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...相応な黄白(こうはく)をもってご挨拶いたせば...   相応な黄白をもってご挨拶いたせばの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

「黄白」の読みかた

「黄白」の書き方・書き順

いろんなフォントで「黄白」

「黄白」の英語の意味


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