...ウイルス感染で黄濁した目の涙が出る...
...この川の水は黄濁しているため、飲むことはできない...
...肺炎を発症し、黄濁した痰が出るようになった...
...最近の雨で川の水が黄濁し、魚たちが酸欠になっている...
...新しいミルクを買ってきたが、開封してみると黄濁していた...
...其水は蘆荻(ろてき)叢間の黄濁流をなし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...海水の黄濁せるは...
大町桂月 「金華山」
...黄濁色の顔をしたお爺さんが来て立っていた...
田中貢太郎 「地獄の使」
...四辺は気味悪く黄濁して見えた...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...黄濁の色をしたものだが...
近松秋江 「初雪」
...沢水は怪しく白黄濁して...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...木の間に黄濁した河身を盛り上げている...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...黄濁した体(てい)で日向(ひゅうが)の国の平原をうねり...
中村地平 「南方郵信」
...大淀川は霧島山の山麓に源を発し黄濁した体で日向の平原をうねりくねり...
中村地平 「宮崎の町」
...河は黄濁して水量も多く...
林芙美子 「浮雲」
...黄濁した河幅いつぱいに...
林芙美子 「浮雲」
...いたるところに黄濁した水が溜り...
久生十蘭 「ノア」
...雨あがりのセエヌ河の水のようなやや黄濁した色をし...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...黄濁にぬられた家の右側にあって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「衣裳戸棚」
...黄濁な揚子江の水は岸に激して凄愴な飛沫(しぶき)をあげ...
吉川英治 「三国志」
...黄濁な大江の水には...
吉川英治 「三国志」
...黄濁(おうだく)のさざなみはただ満々と静止しているかに見えるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...街から街に黄濁の切断面をつくった...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
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