...韓国の黄浦江は、釜山と黄海をつないでいます...
...名にしおふ黄海の王者...
石川啄木 「詩」
...黄海や東シナ海へ敵を迎え撃つ...
海野十三 「空襲下の日本」
...十七日に海において黄海の大勝となった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...ついこのあいだもある学者がアメリカの学会へ行って「黄海(こうかい)の水を日本海へ注入して電力を起こす」という設計を提出して世界の学者を驚かせたという記事が出た...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...一艦のほか月に白(しら)める黄海の水あるのみ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...月白うして黄海、物のさえぎるなし...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...北の方(かた)黄海の水...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...あたかも二竜(りゅう)の長鯨を巻くがごとく黄海の水たぎって一面の泡(あわ)となりぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...*武男が黄海に負傷して...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...黄海を渡るときはチャイナ号に曳航(えいこう)させた...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...小学唱歌の『冬の円居(まどい)』というのをご存じでしょうか」長六閣下が知っている唱歌というのは『冬の円居』と『黄海の海戦』の二つだけなので...
久生十蘭 「キャラコさん」
...外国の記者が之を評して潜航艇に乗つて黄海を行くが如しと言つた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...東には黄海を遮断して壁立する老鉄山と旅順新市街との間にコバルトを湛へた西港の水が俯瞰される...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...黄海に面した貔子窩に遊ばうとしたが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...玄海にさしかかるとき船を追ふ小雨も人の泣くごときかな黄海の船中にて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...黄海のうねりの上の大船(おほふね)に花田の大人(うし)と語る初夏友の名も我名もひろし空をさへ行くべきどちが大海(おほうみ)を行く大連に留ること...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...黄海舟中、与東京、仙台、福岡、京都四大学諸教授語、賦此以似晴波浩蕩一帆遅...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...黄海を越えてわが風光明媚な内海にはいって来た時に...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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