...飛んだ不調法をいたしました」とトウリァ君に麾(さしまね)かれて...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...二三歩離れて謹直な恰好(かっこう)をして突っ立っている夫の仙太郎を麾(さしまね)いた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...伯は巧みに風雲を指麾し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...早く麾(まねき)をあげてくれ...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...四麾を投げだし、甚八と仁一郎が気抜けしたような顔で坐っているところへ、平三郎がぼんやり山から降りてきた...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...なお帰らぬ麾下(きか)の将士のうえに...
吉川英治 「上杉謙信」
...呂布の麾下(きか)...
吉川英治 「三国志」
...麾下(きか)の将士は皆...
吉川英治 「三国志」
...麾下(きか)の一部将としてしか扱っていず...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏と麾下(きか)の軍そのものとの内部的な亀裂が見える...
吉川英治 「私本太平記」
...麾下(きか)の河尻(かわじり)肥前守だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...右府様の麾下(きか)に参って...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉の麾下(きか)杉原七郎左衛門は...
吉川英治 「新書太閤記」
...無慮一万にちかい麾下(きか)を清洲(きよす)に入れているだろうという噂であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...克(よ)く自己の掌上に日月のうごきと麾下(きか)百万の生命とを照らしみながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉はここに麾下(きか)各将の部署をさだめた...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝政の麾下(きか)は善戦していたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...麾(さまね)いた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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