...大した御機嫌で司令塔上から麾下(きか)の艦艇をじっと見わたした...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...早く麾(まねき)をあげてくれ...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...然るに李に両(ふたつ)の雲麾の碑がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その麾下(きか)に人もある...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...そしてどの点でも、玄徳に劣る自分とは思われなかったが――ただひとつ、自分の麾下に、関羽ほどな忠臣がいるかいないか――と、みずから問うてみると、(それだけは劣る)と、肯定せずにいられなかった...
吉川英治 「三国志」
...ただ麾下(きか)についているだけのもの...
吉川英治 「三国志」
...一書ヲ宗兄(ソウケイ)タル将軍ノ麾下(キカ)ニ致ス書面の冒頭にはこう書き出してあった...
吉川英治 「三国志」
...彼とその麾下(きか)もことごとく木門道さして引き退いた...
吉川英治 「三国志」
...麾下(きか)の将士は皆...
吉川英治 「三国志」
...しかも麾下(きか)には...
吉川英治 「私本太平記」
...自分の麾下(きか)から分けてやる程な兵力は今ここになかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...麾下(きか)の河尻(かわじり)肥前守だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...麾下(きか)の将士と共に矢坂...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉は彼らを自分の麾下(きか)同様にあつかい...
吉川英治 「新書太閤記」
...麾下(きか)諸将がようやく疲れを思い...
吉川英治 「新書太閤記」
...夥(おびただ)しく麾下(きか)に加わって...
吉川英治 「新書太閤記」
...盧(ろ)の麾下(きか)にしたがうもの...
吉川英治 「新・水滸伝」
...麾下(きか)の将をやっても足りそうな事なのに...
吉川英治 「平の将門」
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