...楊完の麾下(きか)に劉万戸(りゅうまんこ)という者があったが...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...又武州公の麾下の大部分も...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...蘭軒は人に勧めて雲麾碑(うんきのひ)を臨せしめたと云ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...急いで――」近習の一名に麾(さしま)ねかれて...
吉川英治 「剣の四君子」
...その麾下(きか)をよく督して下(かひ)より淮南(わいなん)のあいだの通路を警備したまえ」と...
吉川英治 「三国志」
...多士済々(せいせい)たる予の麾下の士が眼に見えぬか」と...
吉川英治 「三国志」
...玄徳麾下の簡雍(かんよう)...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁(さいぼう)の麾下(きか)から脱走した...
吉川英治 「三国志」
...いよいよ菊池の麾下(きか)へ寄るであろう」「では……...
吉川英治 「私本太平記」
...わが麾下(きか)ではただ一人の風流子ではないか...
吉川英治 「新書太閤記」
...織田家の麾下(きか)にひざまずかせ...
吉川英治 「新書太閤記」
...麾下(きか)の諸将はみなまッ先に...
吉川英治 「新書太閤記」
...この勝家の麾下(きか)に属しおるも...
吉川英治 「新書太閤記」
...まして麾下百錬の精鋭はなお“滝川衆”の名を持(じ)して誇る剛強揃いでもあるにおいては...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉はここに麾下(きか)各将の部署をさだめた...
吉川英治 「新書太閤記」
...主将中川瀬兵衛とその麾下たちが...
吉川英治 「新書太閤記」
...いまでは自分の麾下(きか)につき...
吉川英治 「新書太閤記」
...信雄の麾下(きか)の内には...
吉川英治 「新書太閤記」
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