...此麼(こんな)のを何十組となく見せつけられて...
石川啄木 「散文詩」
...恁麼得意を覺えた事は滅多にない...
石川啄木 「散文詩」
...其麼(どんな)顏をしてけつかるだらうと思つて...
石川啄木 「散文詩」
...こはそも怎麼(いか)にわれよりは...
巌谷小波 「こがね丸」
...宿願の仔細(しさい)は怎麼にぞや」ト...
巌谷小波 「こがね丸」
...われ怎麼(いか)に猟(かり)に長(た)けたりとも...
巌谷小波 「こがね丸」
...什麼(そも)何として此処には来(きたり)たまひたる...
巌谷小波 「こがね丸」
...怎麼(いか)なる罪障も消滅するとぞ...
巌谷小波 「こがね丸」
...怎麼にせん他が棲む山...
巌谷小波 「こがね丸」
...どうして阿麼(あんな)手際よい殺害振りが出来るであろうか...
大庭武年 「旅客機事件」
...這麼事(こんなこと)を恐(おそ)れるのは精神病(せいしんびやう)に相違(さうゐ)なき事(こと)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...這麼老朽(こんならうきう)な體(からだ)は死(し)んでも可(い)い時分(じぶん)だ...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...』『だが何(なん)の爲(ため)に貴下(あなた)は私(わたし)を這麼(こんな)ところに入(い)れて置(お)くのです?』『其(そ)れは貴君(あなた)が病人(びやうにん)だからです...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...甚麼立派(どんなりつぱ)な生活(せいくわつ)の曉(あかつき)が顯(あら)はれたとしても...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...『昨日(きのふ)我々(われ/\)は那麼(あんな)に話(はな)したのですが...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...「甚麼(どんな)事ですか...
本田親二 「□本居士」
...「そのころは此麼商賣をしようとは思はなかつただらうな...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...禅僧のいう「只麼(しも)」がまた念仏の本質であるといえましょう...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
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