...たとえば、片山哲氏といえば安部先生と共に、すぐ社会民衆党だと言い、私とか麻生氏、河上氏、三宅氏等は日労党のかたまりだと言う...
浅沼稲次郎 「まあまあ居士の弁」
...麻生太吉氏はその持っている山手の地面を別荘地として各戸に温泉を配布するために...
高浜虚子 「別府温泉」
...この麻生氏の一本の鉄管...
高浜虚子 「別府温泉」
...麻生の方(かた)からざあと降り出した白雨(ゆうだち)横さまに湖の面を走って...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...麻生の方は眼に見えぬほど沈んで...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...特に麻生、河野、菊川は外見上所謂「人民戦線理論」の否定論者として現われている...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...之を外部から見る限り麻生書記長の言論の処々に散見して何となくその雰囲気を感じさせる民族主義風の定石に近いものや...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...之は麻生久氏などの観念の内にもあることで...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...麻生一圓の生藥屋を調べさした子分が歸つて來ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...石炭の荷主である麻生のボートも...
火野葦平 「花と龍」
...この若松というところは、石炭あっての港、石炭あっての町、ちゅうぐらいのことは、君に説明するまでもないが、その石炭は、三菱とか、三井とか、貝島とか、麻生とか、そういう荷主さんの炭坑があって、はじめて、この若松港に出て来るんじゃ...
火野葦平 「花と龍」
...しかし、それは今度の三菱機だけのためではありませんから、荷主全体、つまり、石炭商組合から、救って貰う外はありません」このため、小頭組合として、三菱、三井、麻生、住友、貝島、その他を含む「若松石炭商同業組合」に対して、転業救済資金、二十五万円を要求する決議がされたのであった...
火野葦平 「花と龍」
...早速釣友麻生豊君に密報した...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...診察してやるよ」麻生...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...戦地でお世話になった輜重輸卒(しちょうゆそつ)の麻生(あそう)でござります...
森鴎外 「鶏」
...九月三日、棚倉の兵迫り來り、佐倉、宇都宮、麻生、小見川其他幕府直屬の兵續々來り會し、船亦奪はる...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...麻生(あさお)う里とも...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ここ麻生(お)う山に陣を張り...
吉川英治 「宮本武蔵」
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