...「麹町」には歴史的な建物が多く残っている...
...麹町には政治家や官僚のオフィスが多い...
...麹町には美味しいカフェがある...
...麹町の大通りは日本の古い町並みを感じられる...
...麹町は東京の中心地に位置している...
...かう麹町が答へたので...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...屡々(しばしば)用事があって麹町の内幸町に行った...
高浜虚子 「丸の内」
...議事堂の裏手から麹町赤坂辺と覚しい高台にも...
橘外男 「仁王門」
...帰京後一度麹町区一番町の邸に先生を訪ねた...
寺田寅彦 「蓑田先生」
...麹町上(こうじまちかみ)二番町(ばんちょう)の邸(やしき)より亡夫の眠る品川(しながわ)東海寺(とうかいじ)まで徒歩(かち)の往来容易なりという...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...巴山人は早稲田出身の文士にて漣(さざなみ)山人門下の秀才なりしが明治三十四年同門の黒田湖山(こざん)と相図(あいはか)り麹町三番町(こううじまちさんばんちょう)二七不動のほとりに居をかまへ文学書類の出版を企てき...
永井荷風 「書かでもの記」
...麹町元園町なる巖谷小波先生が木曜會の席上に於てなり...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...表には「江戸麹町二番地...
中里介山 「大菩薩峠」
...宗助(そうすけ)は固(もと)より麹町(かうぢまち)へ行(ゆ)く餘暇(よか)を有(も)たなかつた...
夏目漱石 「門」
...約一年許(ばか)りも麹町(こうじまち)の二松学舎に通って...
「私の経過した学生時代」
...麹町署から警視庁へと伝達され...
野村胡堂 「九つの鍵」
...麹町の清水といふ邸の稲荷祭に呼ばれて行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...麹町の京極へ見舞に寄る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...麹町から新宿へ四谷を貫く大通りから左右に入る横丁には大抵色々な名称がつけられていた...
宮島資夫 「四谷、赤坂」
...麹町一丁目半蔵門外の壕端(ほりばた)の家を買って移った...
森鴎外 「安井夫人」
...麹町のほうはどうなんですか...
山本周五郎 「風流太平記」
...其の稿料で大崎村の諸払(はらひ)の滞(とゞこほ)りやら麹町の新居の敷金やら引越料やらを辛(やつ)と済(すま)す事が出来た...
與謝野寛 「執達吏」
...吉田忠左衛門は、麹町の山手から、内蔵助は石町の低地から、広いこれからの陣地の戦気を見まもるように、この二人だけは、凝と、炬燵(こたつ)を出なかった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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