...おかあさんは麹町の親戚におでかけです...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...と麹町まで下肥(しもごえ)ひきに往った音吉の話...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...山の手は麹町(こうじまち)かね...
夏目漱石 「草枕」
...場所は麹町番町(こうじまちばんちょう)の或る家(いえ)に下宿していた...
沼田一雅 「白い光と上野の鐘」
...麹町の二松學舍へ通つて作文問題の用意のために改めて漢文と國文に身を入れようとした...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...麹町の二松学舎へ通つて作文問題の用意のために改めて漢文と国文に身を入れようとした...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...というので有名なお医者様が麹町にいたそうですが...
三浦環 「お蝶夫人」
...同じ量の麹を入れてかきまぜ...
柳田國男 「食料名彙」
...暗い麹(こうじ)町の往来を...
山本周五郎 「花も刀も」
...該自動車が犯人の潜伏せる麹町区土手三番町旧浸礼(しんれい)教会に到着したる時は...
夢野久作 「暗黒公使」
...其れが麹町区の様な高台と神田日本橋両区程の低地とに際立(きはだ)つて区分され...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...麹(かうじ)の様な黴(かび)とが積つて居る...
與謝野寛 「蓬生」
...麹町(こうじまち)の町医者...
吉川英治 「大岡越前」
...麹義(きくぎ)の備えへどっと当って行った...
吉川英治 「三国志」
...これから何処かへ行くんですか」「麹町(こうじまち)の平河(ひらかわ)天神の近所まで行ってくる」「今夜のうちに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...麹町(こうじまち)なども燃えている...
和辻哲郎 「地異印象記」
...小石川や麹町の焼けていることを話した...
和辻哲郎 「地異印象記」
...麹町の通りからは四谷へぬけ...
和辻哲郎 「地異印象記」
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