...麹町三丁目から傾斜して半蔵門にいたり...
石川欣一 「山を思う」
...宛先 東京市麹町区三番町六四 第一福四萬館発信地 千葉県夷隅郡御宿 上野屋旅館会ひたくない人に無理に会はなくてもよろしうございます...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...すぐ麹町(こうじまち)六番町(ばんちょう)十二番地の木村正雄(きむらまさお)君に届けてください...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...K留守師団に職を奉じながら麹町区(こうじまちく)平河町(ひらかわちょう)のM旅館に泊まっていたのである...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...麹坊派(きくぼうは)の文士画家一時競つて魚清の娘お清を挑(いど)む...
永井荷風 「桑中喜語」
...三宅坂へ戻って麹町の大通りへ廻り牛込のはずれの家へついたのは夜半過であった...
永井荷風 「花火」
...與吉(よきち)は只(たゞ)鼠麹草(はゝこぐさ)の花(はな)を弄(いぢ)つて居(ゐ)た...
長塚節 「土」
...麹町の元園町時代は...
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...私は麹町富士見町の矢田部先生宅に先生を訪ね...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...六日に麹町の網野さんのところまで誘いに行った...
宮本百合子 「九月の或る日」
...麹町(こうじまち)三軒家(さんげんや)の同じ家に住んでいた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「願之上親類麹町二本傳次方江同居仕御用向無滯(とゞこほりなく)相勤候處...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...五十九のとき麹町善国寺谷に移った...
森鴎外 「安井夫人」
...麹町の外堀で見つけたのはこんなのだとか...
柳田国男 「故郷七十年」
...笹を結んで麹の上に刺すのをムスビと謂ふ...
柳田國男 「食料名彙」
...麹町(こうじまち)の番町に住んでいる...
夢野久作 「人の顔」
...言葉も江戸のようであるし……法月とは聞いたような」「麹町(こうじまち)に住居(すまい)いたす法月一学の悴(せがれ)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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