...宛先 東京市麹町区三番町六四 第一福四萬館発信地 千葉県夷隅郡御宿 上野屋旅館今朝あなたへの手紙を出して仕舞ふと直ぐに仕事にかかるつもりで居りましたが...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...宛先 東京市麹町区三番町六四 第一福四萬館発信地 大阪市北区上福島すこし甘へたくなつたから...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...麹町区(今の千代田区)内幸町の大阪ビルの何階かに越した時からであらう...
宇野浩二 「思ひ出すままに」
...麹町(こうじまち)に...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...麹町永田町二丁目...
高浜虚子 「五百五十句」
...麹町永田町、日枝(ひえ)神社東鳥居前...
高浜虚子 「六百句」
...議事堂の裏手から麹町赤坂辺と覚しい高台にも...
橘外男 「仁王門」
...麹の製造は醸酒の危険ありとして不許可となり(秋田県)...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...麹町(こうじまち)の紀尾井坂(きおいざか)を...
蜷川新 「天皇」
...麹町(わし)の家(うち)の崖(がけ)に...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...麹町(こうじまち)三番町で泰平真教流の道場を開いている兄の小笠原十左衛門に主水を預け...
久生十蘭 「鈴木主水」
...麹町平河町の御用聞で...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...大きなる桐鈴懸を初めとし木の葉溜りぬ海の幸ほど麹町の家は崖下の低い所にあつたので...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...僕の言っているのは麹町の店のことである...
古川緑波 「甘話休題」
...あるいは一円五十銭組の食道楽会も出来ればあるいは西洋料理ばかりも面白くないといって折衷料理(せっちゅうりょうり)の食道楽会も始まるだろうし場合によると地方を限って麹町区(こうじまちく)の食道楽会も出来れば芝区の食道楽会も出来るというようになるかもしれない...
村井弦斎 「食道楽」
...以前の麹作りは今よりも一段と神秘なもので...
柳田國男 「食料名彙」
...麹屋は古くから船岡で醸造を営んでいたし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...同人は客を送りて麹(こうじ)町区隼(はやぶさ)町まで行きたる帰途...
夢野久作 「暗黒公使」
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