...宛先 東京市麹町区三番町六四 第一福四萬館発信地 千葉県夷隅郡御宿 上野屋旅館今朝あなたへの手紙を出して仕舞ふと直ぐに仕事にかかるつもりで居りましたが...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...麹町警察と警視庁とから係官が出張して来た...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...すぐ麹町(こうじまち)六番町(ばんちょう)十二番地の木村正雄(きむらまさお)君に届けてください...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...左部が麹町署へ駆けつけた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...四の頃私の家(うち)は一時小石川(こいしかわ)から麹町永田町(こうじまちながたちょう)の官舎へ引移(ひきうつ)った事があった...
永井荷風 「日和下駄」
...麹町九段坂上三番町...
中里介山 「大菩薩峠」
...今に学校を卒業すると麹町辺へ屋敷を買って役所へ通うのだなどと吹聴(ふいちょう)した事もある...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...麹町九丁目の鍵屋金右衞門が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...翌日その茄子を出して今の塩水の中へ麹(こうじ)を五合に芥子を二合五勺溶いて入れて瓶(かめ)の中へその水で茄子を漬け込んでよく攪き混ぜてよく夷(なら)して紙を一枚載せて上等の酢をその紙へ振りかけます...
村井弦斎 「食道楽」
...江戸の唖科(あくわ)柴田氏は麹町の柴田を以て宗家とする...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...麹町の家の仏壇だ」昌平は苦痛を感じたように眉をしかめた...
山本周五郎 「七日七夜」
...「麹町(こうじまち)の家へいってみるか」彼はふとそう呟(つぶや)いた...
山本周五郎 「風流太平記」
...――麹町六丁目の花田だがね...
山本周五郎 「風流太平記」
...麹町の万長で初お目見得...
山本笑月 「明治世相百話」
...麹義(きくぎ)を大将として...
吉川英治 「三国志」
...新麹町(しんこうじまち)五丁目に兵学教授の看板を出している田口一学――の吉田忠左衛門の家へよく訪れた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...吉田忠左衛門は、麹町の山手から、内蔵助は石町の低地から、広いこれからの陣地の戦気を見まもるように、この二人だけは、凝と、炬燵(こたつ)を出なかった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...言葉も江戸のようであるし……法月とは聞いたような」「麹町(こうじまち)に住居(すまい)いたす法月一学の悴(せがれ)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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