...彼等の或者が麦秀の悲歌を哀吟して風月三昧の詩僧となれるが如き...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...熟した麦の香の漂ふ夜路に...
石川啄木 「鳥影」
...彼(か)の生麦事件(なまむぎじけん)につき英人の挙動(きょどう)は如何(いかん)というに...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...両岸の豆麦と河底の水草から発散する薫(かおり)は...
魯迅 井上紅梅訳 「村芝居」
...二時から四時まで麦川行乞...
種田山頭火 「行乞記」
...視たのは蕎麦の花...
種田山頭火 「其中日記」
...麦ばかりの御飯を少々戴いて...
種田山頭火 「松山日記」
...緑の畑が麦を産し...
羽仁もと子 「最も楽しい事業」
...乳と麦を固めたパンの朝食を食べながらご機嫌で羊たちを野に追い...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「羊飼いハイタ」
...丸い黒っぽい麦藁帽の...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...その血に染まって蕎麦の茎が今のごとく赤くなったという天草の俚話がある...
南方熊楠 「十二支考」
...実際蕎麦切なり蕎麦麪を味わう真の店として...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...また風の強い日に少し遠い蕎麦屋から出前を取ると...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...播州と下総では麦ひとつにもこれだけの差があったのである...
柳田国男 「故郷七十年」
...この地帯の小麦の種取りには...
柳田国男 「故郷七十年」
...鼠(ねずみ)に蕎麦餅(そばもち)を御馳走した御礼に...
柳田国男 「木綿以前の事」
...高冷地だから米は作れないが、土を運びこむことができれば、粟(あわ)、もろこし、蕎麦(そば)、黍(きび)などは作れる、麦も作れるかもしれない...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...味噌を塗った麦餅の干板(ほしいた)とかいうような物を除いては...
吉川英治 「源頼朝」
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