例文・使い方一覧でみる「麥」の意味


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...飛んだお嫁さんが舞ひ込んで……蕎でも配らなけりやいけないのか知らん」而して其の最後の蕎の事は稍眞面目で云つたのであつた...   飛んだお嫁さんが舞ひ込んで……蕎麥でも配らなけりやいけないのか知らん」而して其の最後の蕎麥の事は稍眞面目で云つたのであつたの読み方
有島武郎 「半日」

...夕飯の代りに蕎屋へ行つていろんな物を喰つて歸つて來たが...   夕飯の代りに蕎麥屋へ行つていろんな物を喰つて歸つて來たがの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...唯熟したるの田は黄金海(わうごんかい)と連なりて...   唯熟したる麥の田は黄金海と連なりての読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...フラマンの小船...   フラマンの小麥船の読み方
アルテュル・ランボオ 上田敏訳 「醉ひどれ船」

...こゝにて番頭の攜へし酒を一同の口に分てり...   こゝにて番頭の攜へし麥酒を一同の口に分てりの読み方
大町桂月 「鹽原新七不思議」

...日ざしはの穗にしらみ...   日ざしは麥の穗にしらみの読み方
薄田泣菫 「泣菫詩抄」

...近所の酒屋からとつて來てあつた新鮮な酒を呑んだ...   近所の酒屋からとつて來てあつた新鮮な麥酒を呑んだの読み方
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」

...黒松内(くろまつない)で停車蕎を食ふ...   黒松内で停車蕎麥を食ふの読み方
徳冨蘆花 「熊の足跡」

...二三寸芽を出してゐるのはでせう...   二三寸芽を出してゐるのは麥でせうの読み方
永井荷風 「畦道」

...藁が一杯に敷かれて蔓は其褥を這うて居ます...   麥藁が一杯に敷かれて蔓は其褥を這うて居ますの読み方
長塚節 「白瓜と青瓜」

...茄子(なす)だけは遠(とほ)い畑(はたけ)の(むぎ)の畦間(うねま)へ植(う)ゑた...   茄子だけは遠い畑の麥の畦間へ植ゑたの読み方
長塚節 「土」

...俺(お)ら此處(ここ)へ來(き)た當座(たうざ)にや病氣(びやうき)ん時(とき)でもからつき挽割(ひきわり)ばかしの飯(めし)なんぞおん出(だ)されて...   俺ら此處へ來た當座にや病氣ん時でもからつき挽割麥ばかしの飯なんぞおん出されての読み方
長塚節 「土」

...夏蕎の幹うつとて下部の庭にたちて振まふをうちながめつゝ柄臼を横さにたてゝうつ蕎のこぼれて飛ぶをみつゝおもしろをちこちにうつおと頻りにきこゆるにとなりやにはうてども藪こえて埃もこねばおもしろに聞く連枷(からさを)のとゞろ/\に挨たてうつ庭の日車の花日のうちは暑さに疲れをおぼゆれども...   夏蕎麥の幹うつとて下部の庭にたちて振まふをうちながめつゝ柄臼を横さにたてゝうつ蕎麥のこぼれて飛ぶをみつゝおもしろをちこちに麥うつおと頻りにきこゆるにとなりやに麥はうてども藪こえて埃もこねばおもしろに聞く連枷のとゞろ/\に挨たて麥うつ庭の日車の花日のうちは暑さに疲れをおぼゆれどもの読み方
長塚節 「長塚節歌集 中」

...春の畑へ鳩のおりたのを見掛けてエヘンと咳をすると鳩が驚いて首を擡(もた)げる...   春の麥畑へ鳩のおりたのを見掛けてエヘンと咳をすると鳩が驚いて首を擡げるの読み方
長塚節 「菠薐草」

...畑や桃圃はあつても...   麥畑や桃圃はあつてもの読み方
長谷川時雨 「春宵戲語」

...藁帽子のにほひだ...   麥藁帽子のにほひだの読み方
堀辰雄 「麥藁帽子」

...先生は酒(ビール)を飮んでゐるのに...   先生は麥酒を飮んでゐるのにの読み方
水上瀧太郎 「貝殼追放」

...其處の蕎屋で改めて別杯を酌んで綺麗に三方に別れ去らうではないか...   其處の蕎麥屋で改めて別杯を酌んで綺麗に三方に別れ去らうではないかの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「麥」の読みかた

「麥」の書き方・書き順

いろんなフォントで「麥」


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