例文・使い方一覧でみる「麥」の意味


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...狹い小路の奧の蕎屋へ上つた...   狹い小路の奧の蕎麥屋へ上つたの読み方
石川啄木 「病院の窓」

...酒罎だのと色々綽名をつけて...   麥酒罎だのと色々綽名をつけての読み方
石川啄木 「我等の一團と彼」

...行儀よく立竝んだの穗並が...   行儀よく立竝んだ麥の穗並がの読み方
薄田泣菫 「旋風」

...矢張り味噌汁や何かへぶち込んで蕎掻のやうにして喫べる...   矢張り味噌汁や何かへぶち込んで蕎麥掻のやうにして喫べるの読み方
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」

...軛を附けて農場の 495床に小を踏み行けば...   軛を附けて農場の 495床に小麥を踏み行けばの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...何かその邊で蕎でも食はうぢやないか...   何かその邊で蕎麥でも食はうぢやないかの読み方
徳田秋聲 「媒介者」

...蕎の風味が好い...   蕎麥の風味が好いの読み方
徳冨蘆花 「熊の足跡」

...田舍の正月が近づいたので其用意に蕎や小や蜀黍の粉を挽くのである...   田舍の正月が近づいたので其用意に蕎麥や小麥や蜀黍の粉を挽くのであるの読み方
長塚節 「芋掘り」

...横にさす光はの葉をかすつて赭い櫟の林が一しきり輝いた...   横にさす光は麥の葉をかすつて赭い櫟の林が一しきり輝いたの読み方
長塚節 「芋掘り」

...は夜中から搗きはじめて朝になれば各一石の量を搗きあげる...   麥は夜中から搗きはじめて朝になれば各一石の量を搗きあげるの読み方
長塚節 「寫生斷片」

...百姓(ひやくしやう)は馬(うま)や荷車(にぐるま)を駈(か)つて刈(か)り倒(たふ)した(むき)をせつせと運(はこ)ぶ...   百姓は馬や荷車を駈つて刈り倒した麥をせつせと運ぶの読み方
長塚節 「土」

...只(たゞ)さうして居(ゐ)る間(うち)に舊暦(きうれき)の年末(ねんまつ)が近(ちか)づいて何處(どこ)の家(うち)でも小(こむぎ)や蕎(そば)の粉(こ)を挽(ひ)いた...   只さうして居る間に舊暦の年末が近づいて何處の家でも小麥や蕎麥の粉を挽いたの読み方
長塚節 「土」

...横(よこ)に轉(ころ)がした臼(うす)を前(まへ)に据(す)ゑて小(こむぎ)を攫(つか)んでは穗先(ほさき)を其(そ)の臼(うす)の腹(はら)に叩(たゝ)きつけると種(たね)がぼろ/\と向(むかふ)へ落(お)ちる...   横に轉がした臼を前に据ゑて小麥を攫んでは穗先を其の臼の腹に叩きつけると種がぼろ/\と向へ落ちるの読み方
長塚節 「土」

...米(こめ)には挽割(ひきわり)が交(まじ)つて居(ゐ)る...   米には挽割麥が交つて居るの読み方
長塚節 「土」

...貝殼の碎けが白く散らばつた畑を過ぎて短い枯草の小道から小松林を出ると濱である...   貝殼の碎けが白く散らばつた麥畑を過ぎて短い枯草の小道から小松林を出ると濱であるの読み方
長塚節 「濱の冬」

...なたねなの花は川邊にさけど遠望の雪午後の日に消えやらず寂しくの芽をふみて高き煉瓦の下を行くひとり路上に坐りつつ怒りに燃えこの故郷(ふるさと)をのがれいでむと土に小石を投げあつる監獄署裏の林より鶫ひねもす鳴き鳴けり(滯郷哀語篇より)...   なたねなの花は川邊にさけど遠望の雪午後の日に消えやらず寂しく麥の芽をふみて高き煉瓦の下を行くひとり路上に坐りつつ怒りに燃えこの故郷をのがれいでむと土に小石を投げあつる監獄署裏の林より鶫ひねもす鳴き鳴けりの読み方
萩原朔太郎 「早春」

...どうせ自分なんぞは……畑を通りすぎた...   どうせ自分なんぞは……麥畑を通りすぎたの読み方
堀辰雄 「おもかげ」

...道ばたの蕎の畑から山鳩が飛んだ...   道ばたの蕎麥の畑から山鳩が飛んだの読み方
水上瀧太郎 「山を想ふ」

「麥」の読みかた

「麥」の書き方・書き順

いろんなフォントで「麥」


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