...「野土青麟の許(とこ)へです...
泉鏡花 「薄紅梅」
...硯友社の麒麟児(きりんじ)たる才鋒(さいほう)を早くから現わしていた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...三木清と武田麟太郎と太宰治と...
豊島与志雄 「随筆評論集「文学以前」後記」
...王應麟は朱子程に極端には考へないで...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...海軍奉行、勝麟太郎を、京都へやったのは、公武合体のためでなく、開国説を公卿間に吹き込むため、斉彬と打合せて行ったという話がある」「それでは、斉彬は、一体、どういうのか、既に、イギリス艦を、ぶっ払ったではないか」「そのイギリスと、手を握ったではないか」「だから、判らんと申すのじゃ」「そうさ、男の心なんか、判るものかい...
直木三十五 「南国太平記」
...勝麟太郎の家柄を洗い立てにかかったのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...こういう問いをかけられて、押しかけて来た二人の悪食家(あくじきか)も、おのずから切迫の真剣味につりこまれて、「そうさなあ――今の旗本で、同じ徳川でも譜代大名は別物として、直参のうちで、人らしい人、人も許し、我も許そうというほどのものは――この時勢を重くとも軽くとも背負って立とうというほどの人物は――まあ、小栗又一(おぐりまたいち)か勝麟太郎、この二人あたりがそれだろうなあ」「ナニ、小栗又一と、勝麟太郎、二人とも、それほどの人物か――」「まあ、世間の評判はもっぱらそこにあるな...
中里介山 「大菩薩峠」
...勝麟太郎(かつりんたろう)の父...
中里介山 「大菩薩峠」
...幸い御当主の友人増谷麟氏の紹介を得ることが出来...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...この寄席へは南麟よりほかに誰も出なかったようである...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...――綾ちゃんは今年十二だが大人(おとな)も跣足(はだし)の巧者で真に麒麟児だね――との小書(こが)きがつけてあった...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...麒麟(キリン)の首のような...
久生十蘭 「地底獣国」
...希麟の続経音義等がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...馬麟(ばりん)など……およそ三千余りが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...麒麟(きりん)は鉄柵(てつさく)の横木の上から...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...その間にダルメイダの斡旋によって得た大友宗麟の助力が相当に利いたらしい...
和辻哲郎 「鎖国」
...宗麟の軍隊が肥前の竜造寺の領地に迫ったときには...
和辻哲郎 「鎖国」
...その間に宗麟の改宗の準備が出来たのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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