...人を服せしむる麒麟の群獣に臨むが如き徳望あるにあらず...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...」館長は麒麟をアフリカ産のジラフだと知ろうはずがなく...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...牛と孳(つる)みては麟(りん)を生み...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...麒麟が化けた猫を見出せなかった如く...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...王應麟が藝文志の研究を始めたが...
内藤湖南 「支那目録學」
...しかしその集め方は、高似孫、王應麟の如く、學問の全體の上より考へる意味があつたかどうかは疑問である...
内藤湖南 「支那目録學」
...ことに義邦(よしくに)(麟太郎)は出来がよくて...
中里介山 「大菩薩峠」
...先ず箕作麟祥博士に命じてフランス民法を翻訳せしめたのがその端緒であって...
穂積陳重 「法窓夜話」
...馬麟(ばりん)などの連中は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...大友宗麟の圧力が西方へ加わってくるのを見て...
和辻哲郎 「鎖国」
...が同時に彼はこの事を宗麟に報告せしめた...
和辻哲郎 「鎖国」
...そこで宗麟夫人や親堅の側と...
和辻哲郎 「鎖国」
...宗麟夫人にとっては...
和辻哲郎 「鎖国」
...宗麟の受洗の希望が...
和辻哲郎 「鎖国」
...宗麟がこのようにキリスト教に入って行くのを側で見ていた嗣子義統も...
和辻哲郎 「鎖国」
...宗麟は会堂に入って防ぐであろうから...
和辻哲郎 「鎖国」
...このような親堅の失脚につれて元の宗麟夫人もまたその収入や勢力を失った...
和辻哲郎 「鎖国」
...宗麟の信用と権威とは著しく回復した...
和辻哲郎 「鎖国」
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