...御三卿の中でも特に「朝廷」と「幕府」との間を取り持ったのが「鷹司家」である...
...それから別に鷹司家御用の人足帳と云ふものが上村源之丞の座元にある...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...即ち鷹司家の人足として隷屬してゐると同時にその元締に當る座元には名字帶刀を免ぜられ鷹司家の定紋提灯を用ゐることを許されたのである...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...鷹司公父子退く...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...○同五月三日、鷹司、近衛、三条三大臣の落飾(らくしょく)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...鷹司の臣小林民部権太輔両人遠島の命にて揚屋(あがりや)預け...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...小林は鷹司家の諸太夫にて...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...二条は会津、鷹司は長州、近衛は薩摩と、それぞれ結託していたのである...
蜷川新 「天皇」
...〇四四石鷹司家 一...
蜷川新 「天皇」
...「関白」は鷹司前右大臣輔(すけひろ)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...御母鷹司氏景子薨ぜさせ給ふ...
森鴎外 「能久親王年譜」
...鷹司基忠(たかつかさもとただ)の子で...
吉川英治 「私本太平記」
...鷹司(たかつかさ)の諸卿...
吉川英治 「新書太閤記」
...完全に自分たちの門閥(もんばつ)で朝廷の実権を占めようとする新任の関白藤原基通(ふじわらのもとみち)や鷹司(たかつかさ)右大臣などの意志がかなり微妙に作用しているものと見て大差ない...
吉川英治 「親鸞」
...鷹司(たかつかさ)右大臣を見ていった...
吉川英治 「親鸞」
...鷹司卿(たかつかさきょう)が...
吉川英治 「親鸞」
...鷹司(たかつかさ)殿などの別荘が多いのである...
吉川英治 「親鸞」
...また鷹司家(たかつかさけ)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...京都の鷹司家(たかつかさけ)から嫁(か)いていた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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