例文・使い方一覧でみる「鷯」の意味

...鷦鷯（さざき）取らさね... 鷦鷯取らさねの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...鷦鷯（みそさざい）來（く）と知られけり... 鷦鷯來と知られけりの読み方
薄田泣菫「泣菫詩抄」

...なう鷦鷯（みそさざい）木（こ）づたひにひとり興がる歌きけば... なう鷦鷯木づたひにひとり興がる歌きけばの読み方
薄田泣菫「泣菫詩抄」

...またしても鷦鷯（みそさゞへ）のやうに鋭い音を立てた... またしても鷦鷯のやうに鋭い音を立てたの読み方
薄田泣菫「茶話」

...鶲（ひたき）や鷦鷯（さざい）などが... 鶲や鷦鷯などがの読み方
薄田泣菫「独楽園」

...鷦鷯（せうれう）のあのくすぼつたい小さな胸のなかに産みつけてゐる... 鷦鷯のあのくすぼつたい小さな胸のなかに産みつけてゐるの読み方
薄田泣菫「独楽園」

...鷦鷯は鵙におくれて... 鷦鷯は鵙におくれての読み方
薄田泣菫「独楽園」

...大鵬（たいほう）南を図って徒らに鷦鷯（しょうりょう）に笑われんのみ... 大鵬南を図って徒らに鷦鷯に笑われんのみの読み方
高浜虚子「子規居士と余」

...鷦鷯（みそさざい）がとまる... 鷦鷯がとまるの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...軈て「大鷦鷯（おほさゝぎ）高津の宮は雨漏るを葺かせぬことを民は喜ぶ」の歌を例に出して... 軈て「大鷦鷯高津の宮は雨漏るを葺かせぬことを民は喜ぶ」の歌を例に出しての読み方
長塚節「竹の里人〔三〕」

...槻が枝の鷦鷯とらむと... 槻が枝の鷦鷯とらむとの読み方
長塚節「長塚節歌集　上」

...... の読み方
野口雨情「雨情民謡百篇」

...みそさざいちツ　ちツ啼いてる鷦鷯（みそさざい）畑に赤牛立つてたぞ雨こんこパラパラ降つて来た傘（からかさ）ささせるこつちへ来（こ）... みそさざいちツ　ちツ啼いてる鷦鷯畑に赤牛立つてたぞ雨こんこパラパラ降つて来た傘ささせるこつちへ来の読み方
野口雨情「十五夜お月さん」

...鷦鷯（みそさざい）はもう影も見せなかつた... 鷦鷯はもう影も見せなかつたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳「ディカーニカ近郷夜話　前篇」

...鷦鷯（みそさゞい）の巣など――であつた... 鷦鷯の巣など――であつたの読み方
ブロンテイ十一谷義三郎訳「ジエィン・エア」

...まるで鷦鷯（みそさゞい）か何ぞのやうにお喋舌（しやべり）してゐる... まるで鷦鷯か何ぞのやうにお喋舌してゐるの読み方
ブロンテイ十一谷義三郎訳「ジエィン・エア」

...その代り鷦鷯は、この怪獣の食べ残しで生きている... その代り鷦鷯は、この怪獣の食べ残しで生きているの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...只鷦鷯がちよつ／＼と鳴いて... 只鷦鷯がちよつ／＼と鳴いての読み方
吉江喬松「山岳美觀」

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