...私がいつか鶯谷で諸戸を見たのは...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...根気よく尾崎(おざき)曲馬団(例の鶯谷に興行していた友之助の曲馬団のこと)のあとをつけ廻して...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...鶯谷は即このあたりをいふなるべし...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...三十新坂から鶯谷へかかる所...
中里介山 「大菩薩峠」
...「お妾のお糸の旦那は誰だえ」「それが大變なんで」「大變な旦那と言ふと?」「宗匠ですよ」「――」「路地の突き當りの其月堂鶯谷宗匠(きげつだうあうこくそうしやう)ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大黒頭巾を耳まで冠つた宗匠の鶯谷(あうこく)と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...猛然として切りかゝる鶯谷の匕首を除け/\...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...思はぬ武器にひるむ鶯谷...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...年寄だし、まだ薄寒いし、頭巾を冠るに不思議は無いが、耳の上までスポリと引下げて居たのは可怪しい」「――」「俺が歸らうとする時、氣が付いたやうに取つたが、あれは疑はれ度くない爲だ」「フ――ム」「あの時俺は、鶯谷の耳の穴に、何か鼠色の光るものが、入つて居るのを見たやうな氣がするんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お妾のお糸の旦那は誰だえ」「それが大変なんで」「大変な旦那と言うと?」「宗匠ですよ」「…………」「路地の突き当りの其月堂鶯谷宗匠ですよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鶯谷宗匠はあわてて茶色の頭巾を脱ぎました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「これでも食らえッ」鶯谷はどこから出したか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鶯谷は背後(うしろ)で俺が転んでも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藪を分けて鶯谷(うぐいすだに)の方へ降りて行きます...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...「夏日一何長」は小原鶯谷(こはらあうこく)の句である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...鶯谷は曾て吉原に於て蘭軒と相識になり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ここの鶯谷は日蔭が早い...
吉川英治 「私本太平記」
...鶯谷(うぐいすだに)の古梅庵という料亭までご足労を願いたい――という文意...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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