...あなたはなぜ鶯谷の曲馬団へ出入りしたんです...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...文化のはじめより大田南畝の住みたりし鶯谷(うぐいすだに)は金剛寺坂の中ほどより西へ入る低地なりとは考証家の言ふところなり...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...大窪詩仏(おおくぼしぶつ)が『詩聖堂詩集』巻の十に「雪後鶯谷小集得庚韻(せつごうぐいすだににすこしくあつまりてこういんをえたり)」と題せるもの南畆の家のことなるべし...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...血の香いはぷんとして鶯谷に満つるの有様です...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中里介山 「大菩薩峠」
...于時天保十四年寅年初於鶯谷書ス夢酔道人」これで一巻を読み了(おわ)った時...
中里介山 「大菩薩峠」
...俳諧(はいかい)の宗匠で其月堂鶯谷(きげつだうあうこく)の裏口...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人の鶯谷(あうこく)は茶色の頭巾を深々と冠り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次は其月堂鶯谷のことを言つてるのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...聾(つんぼ)の俳諧師(はいかいし)其月堂鶯谷(きげつだうあうこく)だつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俳諧(はいかい)の宗匠で其月堂鶯谷(きげつどうおうこく)の裏口...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...其月堂鶯谷宗匠は振り向いても見ません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大黒頭巾を耳まで冠った宗匠の鶯谷と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...猛然として切りかかる鶯谷の匕首を除け除け...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...聾の俳諧師其月堂鶯谷だったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...元の鶯谷になって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藪を分けて鶯谷(うぐいすだに)の方へ降りて行きます...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...鶯谷のご陣所まで来いというのが分らんか...
吉川英治 「私本太平記」
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