...ときたま鶉(うずら)が鳴いたり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...「鶉の鳴声はなか/\風情のあるものぢや...
薄田泣菫 「茶話」
...すると誰言ふとなくその鶉は典薬が大金を出して...
薄田泣菫 「茶話」
...鶉(うずら)で頑張(がんば)っているそうだ...
太宰治 「正義と微笑」
...「この鶉は豪(つよ)い奴かもわからないよ...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「王成」
...二羽の鶉は一、二度蹴りあっただけで王の鶉の羽が痛んでしまった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「王成」
...王の鶉はすぐに王成の鶉に向って飛びかかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「王成」
...王成の鶉は王の鶉が来ると...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「王成」
...わたしは鶉のやうに羽ばたきながらさうして丈(たけ)の高い野茨の上を飛びまはつたああ 雲よ 船よ どこに彼女は航海の碇をすてたかふしぎな情熱になやみながらわたしは沈默の墓地をたづねあるいたそれはこの草叢(くさむら)の風に吹かれてゐるしづかに 錆びついた 戀愛鳥の木乃伊(みいら)であつた...
萩原朔太郎 「青猫」
...鶉居山房と私とは路傍に屈んで洋服屋の若旦那を待ってゐた...
原民喜 「鳩」
...子鶉に申しました...
宮原晃一郎 「孝行鶉の話」
...どうか大きな声を出して、鶉の母、と呼んで下さい...
宮原晃一郎 「孝行鶉の話」
...」子鶉は、ぱつと飛び出しましたから、狐はあわてゝ口をしめますと、尾だけが歯の間に残つて、鶉は飛んで遁げてしまひました...
宮原晃一郎 「孝行鶉の話」
...子鶉は申しました...
宮原晃一郎 「孝行鶉の話」
...「今日は鶉(うずら)の串焼きのうまいのがあるのよ」「刺身だ」と房二郎は手酌で一つ飲みながら云った...
山本周五郎 「へちまの木」
...英也は何時(いつ)の間にか銘仙に鶉縮緬(うづらちりめん)の袖の襦伴を重ねて大島の羽織を着て居た...
與謝野晶子 「帰つてから」
...……すると鶉籠(うずらかご)かと思ったら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鶉坂の老先生をお起ししてご意見を伺ッて参ったので」「ム...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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