例文・使い方一覧でみる「鵺」の意味


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...愈(いよいよ)(ぬえ)の如しと言はざるべからず...   愈鵺の如しと言はざるべからずの読み方
芥川龍之介 「わが俳諧修業」

...(ぬえ)が來(き)て池(いけ)で行水(ぎやうずゐ)を使(つか)つたほどに...   鵺が來て池で行水を使つたほどにの読み方
泉鏡花 「怪談女の輪」

...「なんて文化の発達しなかったときのナンセンスだよ...   「鵺なんて文化の発達しなかったときのナンセンスだよの読み方
海野十三 「獏鸚」

...君にはみたいな話に思えるかもしれないが...   君には鵺みたいな話に思えるかもしれないがの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」

...(ぬえ)に似たりけりって奴だ」「俺(おいら)...   鵺に似たりけりって奴だ」「俺の読み方
直木三十五 「南国太平記」

...所謂(ぬえ)のやうな一種変妙な形式を作り出してゐる...   所謂鵺のやうな一種変妙な形式を作り出してゐるの読み方
永井荷風 「虫干」

...魚河岸(うおがし)の大提灯(おおぢょうちん)と頼政(よりまさ)の(ぬえ)を退治(たいじ)ている額だけ見てすぐ雷門(かみなりもん)を出た...   魚河岸の大提灯と頼政の鵺を退治ている額だけ見てすぐ雷門を出たの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...鳥(ぬえどり)がツエーッと鳴いて通るばかり...   鵺鳥がツエーッと鳴いて通るばかりの読み方
久生十蘭 「生霊」

...貞吉はまた源三位頼政の退治で空に一と声...   貞吉はまた源三位頼政の鵺退治で空に一と声の読み方
正岡容 「東京万花鏡」

...なんと他のことごとくの闇汁のゴッタ煮の(ぬえ)料理の...   なんと他のことごとくの闇汁のゴッタ煮の鵺料理のの読み方
正岡容 「我が圓朝研究」

...まさに神変のといっていい...   まさに神変の鵺といっていいの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...の住む一朶(だ)の黒雲のなかに...   鵺の住む一朶の黒雲のなかにの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...が、の意図は、果たして、これだけのものだろうか...   が、鵺の意図は、果たして、これだけのものだろうかの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...「(ぬえ)だ」と...   「鵺だ」との読み方
吉川英治 「私本太平記」

...殿(ぬえどの)のお馬...   鵺殿のお馬の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...彼は(ぬえ)そのものといってよい...   彼は鵺そのものといってよいの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...頼政自身がその“(ぬえ)”だと思っている...   頼政自身がその“鵺”だと思っているの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...現在の「バンザイ」ではどちらつかずの語(ぬえご)となつてゐる...   現在の「バンザイ」ではどちらつかずの鵺語となつてゐるの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

「鵺」の読みかた

「鵺」の書き方・書き順

いろんなフォントで「鵺」


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