例文・使い方一覧でみる「鳴戸」の意味

...阿波の鳴戸のお弓の涙だなんて壜に入れたものを見せるなどは気が利かない...
高村光雲「佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし」

...鳴戸のお弓の涙などと子供だましでなく... 鳴戸のお弓の涙などと子供だましでなくの読み方
高村光雲「佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし」

...この前笑覧会というものがあって阿波（あわ）の鳴戸（なると）のお弓の涙だなんて壜（びん）に水を入れたものを見せるなどは気が利（き）かない... この前笑覧会というものがあって阿波の鳴戸のお弓の涙だなんて壜に水を入れたものを見せるなどは気が利かないの読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...鳴戸のお弓の涙などと小供（こども）だましでなく... 鳴戸のお弓の涙などと小供だましでなくの読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...鳴戸の渦のようにあとからあとから湧いて出て... 鳴戸の渦のようにあとからあとから湧いて出ての読み方
太宰治「古典竜頭蛇尾」

...阿波（あわ）の鳴戸（なると）... 阿波の鳴戸の読み方
寺田寅彦「青衣童女像」

...九月は農家の鳴戸（なると）の瀬戸だ... 九月は農家の鳴戸の瀬戸だの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...全体は全体において一とならんとする大渦小渦鳴戸（なると）のそれも啻（ただ）ならぬ波瀾の最中（さなか）に我らは立っているのである... 全体は全体において一とならんとする大渦小渦鳴戸のそれも啻ならぬ波瀾の最中に我らは立っているのであるの読み方
徳冨蘆花「謀叛論（草稿）」

...鳴戸蜜柑は枝が折れるほど実るし……... 鳴戸蜜柑は枝が折れるほど実るし……の読み方
豊島与志雄「女心の強ければ」

...草双紙に阿波の鳴戸のお鶴がもつてる曲物（まげもの）の柄杓（ひしやく）が浮いてゐた... 草双紙に阿波の鳴戸のお鶴がもつてる曲物の柄杓が浮いてゐたの読み方
中勘助「銀の匙」

...鳴戸（なると）を抜ける鯛（たい）の骨は潮に揉（も）まれて年々（としどし）に硬くなる... 鳴戸を抜ける鯛の骨は潮に揉まれて年々に硬くなるの読み方
夏目漱石「虞美人草」

...... の読み方
萩原朔太郎「蝶を夢む」

...洗いざらした鳴戸ちぢみの飛白（かすり）... 洗いざらした鳴戸ちぢみの飛白の読み方
林芙美子「新版　放浪記」

...あるいは「阿波（あわ）の鳴戸（なると）」で人々はもっと記憶するかも知れません... あるいは「阿波の鳴戸」で人々はもっと記憶するかも知れませんの読み方
柳宗悦「手仕事の日本」

...鳴戸（なると）の瀬戸の渦巻を七千噸（トン）の巨体で一気に突切って... 鳴戸の瀬戸の渦巻を七千噸の巨体で一気に突切っての読み方
夢野久作「難船小僧」

この漢字は何でしょう？？

👨話題の人々👩