...自分で梳(す)いた小鳥網から叉手網(さであみ)投網...
石川啄木 「刑余の叔父」
...鳥網に雉(きじ)のかかりたるを見つけ...
井上円了 「おばけの正体」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
...夕ぐれに鴫網を張る押し照れる月夜さやけみ鳥網張る秋田の面に霧立ちわたる秋の田の穗の上霧合へりしかすがに月夜さやけみ鴫鳴きわたる夕されば鴫伏す田居に鳥網張り吾待つ月夜風吹くなゆめ秋の田に鳥網張り待ちこのよひの清き月夜に鴫とりかへる二十六日...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...山を見てゐると無砂谷からばら/\ッと飛んで來た(つぐみ)の一群は苦もなく鳥網に引懸つてしまふ...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
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松本たかし 「松本たかし句集」
...おそらく鳥網(ちょうもう)精緻(せいち)にして一鳥(ちょう)かからず...
吉川英治 「三国志」
...小鳥網へかかった物でも捕るように...
吉川英治 「私本太平記」
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