...鳥瞰図を見て、土地勘をつかんだ...
...この町の鳥瞰図を手に入れた...
...鳥瞰図からは、あの山も見えるね...
...空中写真から鳥瞰図を作成することもできる...
...鳥瞰図を使って、街の発展の歴史を知ることができる...
...それは私に智的生活の鳥瞰図(ちょうかんず)を開展する...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...ヴェスヴィオ火山の遠景ヴェスヴィオ火山平面圖ポムペイ鳥瞰圖ヴェスヴィオに登山(とざん)した人(ひと)は...
今村明恒 「火山の話」
...ひとり心ゆくまで松島の全景を鳥瞰(ちょうかん)し...
太宰治 「惜別」
...中世紀的市街の鳥瞰...
谷譲次 「踊る地平線」
...ごた/\とひとつの鳥瞰図になってそこにひろげられているのを目にした...
田山花袋 「日本橋附近」
...科学上の権威者と称せらるる者はなるべく広い方面にわたってこの境界線の鳥瞰図を持っている人である...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...たいていの運転手が陸地測量部地形図を利用しないでかえって坊間で売っている不正確な鳥瞰的(ちょうかんてき)地図を使っていることである...
寺田寅彦 「地図をながめて」
...磧(かわら)と人の手のあとの道路や家屋を示す些(ちと)の灰色とをもて描(えが)かれた大きな鳥瞰画(ちょうかんが)は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...鳥瞰図(ちょうかんず)を展(の)べた様に眼下に開ける...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...銀座界隈の鳥瞰図(ちょうかんず)を楽(たのし)もうとすれば...
永井荷風 「銀座」
...鳥瞰図の一個所にはそんな誌がついてゐた...
牧野信一 「円卓子での話」
...トップリ暮れつくした師走の夜の屋根と屋根との間に覗かれる表通りの明るみを鳥瞰(みお)ろしながら...
正岡容 「圓太郎馬車」
...時事漫画に久夫でも描きそうな野球試合鳥瞰図があると思うと...
宮本百合子 「高台寺」
...百枚近い文学のこの三四年間に亙る鳥瞰図的な推移図のかけたのは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一月にゲラになってそのままある百二十枚ばかりのと合わせてこの二・三年間の文学の鳥瞰図が出来ます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...概して鳥瞰的に見る都会や港湾は美でないが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...さすらい人(びと)――鳥瞰(ちょうかん)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...八景(けい)鳥瞰(ちょうかん)の大額(おおがく)などが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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