例文・使い方一覧でみる「鳥目」の意味

...仏様はそんな物よりもお鳥目（てうもく）の方が好きらしかつたから... 仏様はそんな物よりもお鳥目の方が好きらしかつたからの読み方
薄田泣菫「茶話」

...お鳥目（てうもく）といふものもあつたが... お鳥目といふものもあつたがの読み方
薄田泣菫「茶話」

...姉さんお鳥目（あし）があるのよ... 姉さんお鳥目があるのよの読み方
徳田秋声「足迹」

...あなたからお鳥目（あし）さえ少し頂ければね... あなたからお鳥目さえ少し頂ければねの読み方
徳田秋声「黴」

...……それよりかあなたお鳥目（あし）が……... ……それよりかあなたお鳥目が……の読み方
徳田秋声「黴」

...按摩（あんま）の休斎（きゅうさい）は盲目ではないが生付いての鳥目（とりめ）であった... 按摩の休斎は盲目ではないが生付いての鳥目であったの読み方
永井荷風「伝通院」

...合力（ごうりき）をしてやれ」お浜が鳥目（ちょうもく）を包んで出すと... 合力をしてやれ」お浜が鳥目を包んで出すとの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...門付（かどづけ）でいただいた鳥目（ちょうもく）が僅かございましたのを... 門付でいただいた鳥目が僅かございましたのをの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...五十文が鳥目とをたびて給べ候え... 五十文が鳥目とをたびて給べ候えの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...さつきお百姓家でもらつたお鳥目をとり出して... さつきお百姓家でもらつたお鳥目をとり出しての読み方
新美南吉「良寛物語　手毬と鉢の子」

...お鳥目（ちょうもく）を出そうとして帯の間へ手をやった時は... お鳥目を出そうとして帯の間へ手をやった時はの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...鳥目（てうもく）一貫文（くわんもん）送給候畢（おくりたまひさふらひぬ）... 鳥目一貫文送給候畢の読み方
長谷川時雨「尼たちへの消息」

...巻いた紐（ひも）を解いてお鳥目（ちょうもく）をつかみ出して払うのを... 巻いた紐を解いてお鳥目をつかみ出して払うのをの読み方
長谷川時雨「鉄くそぶとり」

...指先で鳥目をつまんでは... 指先で鳥目をつまんではの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...なけなしの鳥目をはたいて... なけなしの鳥目をはたいての読み方
久生十蘭「奥の海」

...お母様は鳥目になるといっておセキ婆さんが止めるのも聞かずに... お母様は鳥目になるといっておセキ婆さんが止めるのも聞かずにの読み方
夢野久作「押絵の奇蹟」

...いくらかのお鳥目（ちょうもく）を出し合って包んだりした... いくらかのお鳥目を出し合って包んだりしたの読み方
夢野久作「骸骨の黒穂」

...新九郎も鳥目（ちょうもく）を払い... 新九郎も鳥目を払いの読み方
吉川英治「剣難女難」

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