例文・使い方一覧でみる「鳥居峠」の意味
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饗庭篁村 「木曾道中記」
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饗庭篁村 「木曾道中記」
...緑平老に一句なるほど信濃の月が出てゐる月蝕旅の月夜のだんだん虧げゆくを伊那町にてこの水あの水の天龍となる水音権兵衛峠へながれがここでおちあふ音の山ざくら鳥居峠このみちいくねんの大栃芽吹く木曾の宿おちつけないふとんおもたく寝る帰居しみじみしづかな机の塵朝の土をもくもくもたげてもぐらもち大旱涸れて涸れきつて石ころごろごろ雨乞燃ゆる火の...
種田山頭火 「草木塔」
...木曽山中の野糞は近来の傑作！鳥居峠...
種田山頭火 「旅日記」
...奈良井を發す曉のほのかに霧のうすれゆく落葉松山にかし鳥の鳴く鳥居峠諸樹木（もろきぎ）をひた掩ひのぼる白雲の絶間にみゆる谷の秋蕎麥宮の越附近木曾人の秋田のくろに刈る芒かり干すうへに小雨ふりきぬ西野川の木曾川に合するほとり道漸くたかし...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...木曾街道では鳥居峠の蓬餠...
長塚節 「旅行に就いて」
...御山参拝は鳥居峠...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...上信国境の鳥居峠にむかつた...
野口雨情 「大利根八十里を溯る」
...落ちつく先は、奈良井にしようか、藪原にしようか、とちよつと気迷つたのち、――まづ、鳥居峠を越えて、藪原までいつてみた...
堀辰雄 「炉辺」
...すぐもうその先きは鳥居峠にさしかかるらしい...
堀辰雄 「炉辺」
...落ちつく先は、奈良井にしようか、藪原にしようか、とちよつと氣迷つたのち、――まづ、鳥居峠を越えて、藪原までいつてみた...
堀辰雄 「爐邊」
...すぐもうその先きは鳥居峠にさしかかるらしい...
堀辰雄 「爐邊」
...あの鳥居峠の南北両側において...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...しかしそれをその鳥居峠の南北両斜面について...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...午後鳥居峠にいたる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そこから建設列車で鳥居峠のこちらまで行った...
柳田国男 「故郷七十年」
...そこは鳥居峠という...
山本周五郎 「山彦乙女」
...鳥居峠へかかっていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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