例文・使い方一覧でみる「鰺」の意味


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...「夕月(ゆふづき)に(あぢ)買ふ書記の細さかな」と自(みづか)ら病躯(びやうく)を嘲(あざけ)りしことあり...   「夕月に鰺買ふ書記の細さかな」と自ら病躯を嘲りしことありの読み方
芥川龍之介 「学校友だち」

...あなたや……(あぢ)の新(しん)ぎれと...   あなたや……鰺の新ぎれとの読み方
泉鏡太郎 「麻を刈る」

...魚屋で(あじ)を買う内儀(かみ)さん...   魚屋で鰺を買う内儀さんの読み方
梅崎春生 「風宴」

...ヶ沢...   鰺ヶ沢の読み方
太宰治 「津軽」

...かう書きながら、私は幽かに苦笑してゐるのであるが、深浦といひヶ沢といひ、これでも私の好きな友人なんかがゐて、ああよく来てくれた、と言つてよろこんで迎へてくれて、あちこち案内し説明などしてくれたならば、私はまた、たわいなく、自分の直感を捨て、深浦、ヶ沢こそ、津軽の粋である、と感激の筆致でもつて書きかねまいものでもないのだから、実際、旅の印象記などあてにならないものである...   かう書きながら、私は幽かに苦笑してゐるのであるが、深浦といひ鰺ヶ沢といひ、これでも私の好きな友人なんかがゐて、ああよく来てくれた、と言つてよろこんで迎へてくれて、あちこち案内し説明などしてくれたならば、私はまた、たわいなく、自分の直感を捨て、深浦、鰺ヶ沢こそ、津軽の粋である、と感激の筆致でもつて書きかねまいものでもないのだから、実際、旅の印象記などあてにならないものであるの読み方
太宰治 「津軽」

...の一つを箸(はし)で高々と摘(つ)まみ上げる...   鰺の一つを箸で高々と摘まみ上げるの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」

...も鰯も夏の間は長さ一寸(いっすん)ぐらゐのもので...   鰺も鰯も夏の間は長さ一寸ぐらゐのものでの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」

...簾(すだれ)捲上(まきあ)げし二階の窓に夕栄(ゆうばえ)の鱗雲(うろこぐも)打眺め夕河岸(ゆうがし)の小(こあじ)売行く声聞きつけて俄(にわか)に夕餉(ゆうげ)の仕度待兼(まちかぬ)る心地するも町中なればこそ...   簾捲上げし二階の窓に夕栄の鱗雲打眺め夕河岸の小鰺売行く声聞きつけて俄に夕餉の仕度待兼る心地するも町中なればこその読み方
永井荷風 「矢はずぐさ」

...(あぢ)の鹽燒...   鰺の鹽燒の読み方
永井荷風 「羊羹」

...此の外に、透きとほらんばかりの淡い色をした・鮎に似た細長い魚や、濃緑色のリーフ魚や、ひらめの如き巾の廣い黒いやつや、淡水産のエンヂェル・フィッシュそつくりの派手な小魚や、全體が刷毛の一刷(ひとはき)の樣に殆ど鰭と尾ばかりに見える褐色の小怪魚、に似たもの、鰯に似たもの、更に水底を匍ふ鼠色の太い海蛇に至る迄、其等目も絢(あや)な熱帶の色彩をした生物どもが、透明な薄翡翠色の夢の樣な世界の中で、細鱗を閃かせつゝ無心に游優嬉戲してゐるのである...   此の外に、透きとほらんばかりの淡い色をした・鮎に似た細長い魚や、濃緑色のリーフ魚や、ひらめの如き巾の廣い黒いやつや、淡水産のエンヂェル・フィッシュそつくりの派手な小魚や、全體が刷毛の一刷の樣に殆ど鰭と尾ばかりに見える褐色の小怪魚、鰺に似たもの、鰯に似たもの、更に水底を匍ふ鼠色の太い海蛇に至る迄、其等目も絢な熱帶の色彩をした生物どもが、透明な薄翡翠色の夢の樣な世界の中で、細鱗を閃かせつゝ無心に游優嬉戲してゐるのであるの読み方
中島敦 「環礁」

...例えばの一種でしまというのは菱形であり...   例えば鰺の一種でしま鰺というのは菱形でありの読み方
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」

...初めてきた時はちょうど室の盛りの時期であった...   初めてきた時はちょうど室鰺の盛りの時期であったの読み方
中谷宇吉郎 「室鰺」

...余の郷里にて小鯛(こだい)、(あじ)、鯔(ぼら)など海魚を用ゐるは海国の故なり...   余の郷里にて小鯛、鰺、鯔など海魚を用ゐるは海国の故なりの読み方
正岡子規 「墨汁一滴」

...の酢煮は一度白焼にしたものを酢と味淋(みりん)と醤油とで煮て...   鰺の酢煮は一度白焼にしたものを酢と味淋と醤油とで煮ての読み方
村井弦斎 「食道楽」

...の蓼蒸しと申すのは大きいを三枚に卸して蒸籠(せいろう)で蒸して細かく切った蓼を上へかけてまた少し蒸してそれへ白ソースをかけます...   鰺の蓼蒸しと申すのは大きい鰺を三枚に卸して蒸籠で蒸して細かく切った蓼を上へかけてまた少し蒸してそれへ白ソースをかけますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...それをサラダ油で揚げると膨(ふく)れますから西洋紙か新聞紙へ取って油を切ってお皿へ載せてまた粉砂糖を上へ振りかけて出します」○料理は本文の外にスープに作りてもよし...   それをサラダ油で揚げると膨れますから西洋紙か新聞紙へ取って油を切ってお皿へ載せてまた粉砂糖を上へ振りかけて出します」○鰺料理は本文の外にスープに作りてもよしの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...○小は摺身にて食しても味甘(うま)し...   ○小鰺は摺身にて食しても味甘しの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...能代から(あじ)ヶ沢(さわ)への予定線が今少し延長すると...   能代から鰺ヶ沢への予定線が今少し延長するとの読み方
柳田国男 「雪国の春」

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