...鰮(いわし)の油漬...
谷崎潤一郎 「細雪」
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鶴彬 「鶴彬全川柳」
...鹽鰮(しほいわし)の頭(あたま)と共(とも)に戸口(とぐち)に(さ)した柊(ひゝらぎ)の葉(は)も一向(いつかう)に乾(かわ)いた容子(やうす)の見(み)えない程(ほど)のことであつた...
長塚節 「土」
...山椒の木田甫(たんぼ)の 田甫の山椒(さんしよ)の木上総(かづさ)は鰮(いわし)の大漁だおいらが 父さんいつ帰る聞かせて くれぬか山椒の木...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...息子にうるめ鰮の小さいのを七輪で燒かせた...
林芙美子 「雨」
...半年ばかりぶらぶらして一向に埓のあかん女子になりましてねえ」孝次郎は鰮を燒いてゐる息子の方を見た...
林芙美子 「雨」
...静岡の親類から鯖や鰮のけづり節も送つて貰つて...
林芙美子 「下町」
...鰮(いわし)の罐詰(かんづめ)の内部のような感じのする部屋であった...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...鰮の値段をきいて「負からんと後(うしろ)の子を取るぞ」というように...
柳田国男 「こども風土記」
...カラガケ鰮を鹽に漬けてから上げて汁を切り...
柳田國男 「食料名彙」
...カラガケ鰮(いわし)を塩に漬けてから上げて汁を切り...
柳田國男 「食料名彙」
...毎日朝から晩まで干鰮(ほしか)の番をさせられ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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