...彼は聖人君子的な人間像を示しているが、実際は欠点も持っている...
...作者は文字によって或る人間像を描き彫むのであって...
豊島与志雄 「形態について」
...この人間像は、肉体ばかりでなく、思想感情意志などをも含めた立像を意味する...
豊島与志雄 「小説集「聖女人像」後記」
...人間像が変革するであろう...
豊島与志雄 「小説集「聖女人像」後記」
...この変革した人間像を描くには...
豊島与志雄 「小説集「聖女人像」後記」
...別な人間像を打立ててみたいのである...
豊島与志雄 「風景」
...或る人間像が眼に浮ぶ...
豊島与志雄 「北京・青島・村落」
...もっと新しい人間像としての自分にめぐりあうことであることを...
中井正一 「美学入門」
...しかしこの創造された人間像も...
中井正一 「美学入門」
...これは多分「人間像」を見失ふ...
中原中也 「撫でられた象」
...百人百様の人間像を書き分けられるようになるか...
野村胡堂 「胡堂百話」
...一人一人の人間像を...
野村胡堂 「胡堂百話」
...(これは今でも遠くから僕を揺さぶる不思議な人間像なのだが...
原民喜 「火の子供」
...彼等の発見した新しい人間像を定着させるための苦心だと...
北條民雄 「独語」
...その者の人間像を...
吉川英治 「折々の記」
...それが稀(たまたま)社命で親鸞というような宗教上の偉大な人間像に盲目的にぶつかって...
吉川英治 「親鸞の水脈」
...その中の人間像も多くは現代でいうドライな型になっていた...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...木彫の人間像は、二体とも、坐像である...
吉川英治 「平の将門」
...作中の人間像がそれぞれ特殊な境遇や性格を持つからである...
吉川英治 「文化の日」
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