...おまけに鰐足(わにあし)でドタバタと外輪に歩いて始終...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...鰐足(わにあし)になった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...鰐足に踏ん張った...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...これはまた溌剌(はつらつ)とした栖方の坂路を降りていく鰐足(わにあし)が...
横光利一 「微笑」
...辷らぬように彼は両手を大きく拡げ、鰐足になって、ゆっくり歩くうち妙におおらかな気持ちを覚え、枯松葉を焚く匂いがどこからか掠みとおって来ると、それがまた奥山の匂いとなり一層胸が緊った...
横光利一 「旅愁」
...光りに射し返った金色の波の上を鰐足でまた渡っていった...
横光利一 「旅愁」
...老人は鰐足のままあたりを見廻した...
横光利一 「旅愁」
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