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饗庭篁村 「木曾道中記」
...衣嚢(かくし)の中から大きな鰐皮(わにがわ)のポケットブックを取り出して...
有島武郎 「或る女」
...鰐皮(わにがは)の大分(だいぶ)膨(ふくら)んだのを...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...鰐皮のハンドバッグ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...鰐皮のものであった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...小型でしゃれた鰐皮...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...鰐皮(わにかわ)の手かばんさげし見も知らぬ男突然川島家に尋ね来たり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...赤樫(あかがし)の持った鰐皮(わにがわ)のカバンまで探して来るかも知れない...
中里介山 「大菩薩峠」
...価段(ねだん)だけだから――一本三十銭と三銭とは比較にならないからな」「君は何を呑むのだい」「これを一つやって見たまえ」と洋服が鰐皮(わにがわ)の煙草入から太い紙巻を出す...
夏目漱石 「野分」
...鰐皮の名刺入から取り出した...
牧野信一 「日本橋」
...鰐皮(わにがわ)の紙入れ一個...
夢野久作 「暗黒公使」
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