...鰐(わに)の泳ぐ...
泉鏡花 「印度更紗」
...鰐(わに)に片足食切(くいき)られたと云ふ土人か...
泉鏡花 「印度更紗」
...五色に透いて輝きまする鰐(わに)の皮三十六枚...
泉鏡花 「海神別荘」
...入道鰐(にゅうどうわに)...
泉鏡花 「海神別荘」
...それは鰐(わに)と蜥蜴(とかげ)と蛙(かえる)だ」「爬蟲(はちゅう)類と両棲(りょうせい)類ですね」「うん...
海野十三 「火星探険」
...そこでその一丈の鰐をば...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...」鰐口もさすがに才兵衛の怪力に呆(あき)れて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...大鰐温泉は都会の残瀝をすすり悪酔するなどの事はあるまい...
太宰治 「津軽」
...大蛇と鰐との闘争も珍しい見ものであるが...
寺田寅彦 「映画「マルガ」に現われた動物の闘争」
...非常に大きい鰐がゐる...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...実は鰐と云ふものが...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...この鰐ガールの魚槽の前で...
中谷宇吉郎 「異魚」
...蛇と鰐と狐とを混ぜ合して煮ても...
松永延造 「職工と微笑」
...六頭鰐魚(わに)六頭を畜(か)い...
南方熊楠 「十二支考」
...所により鰐や鮫が人を犯すと犯さざるの異なる由を述べ...
南方熊楠 「十二支考」
...鰐口は女を馬鹿にしているばかりはでない...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...級中鰐口を憚らないものはない...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...かつは鰐淵寺は、都の比叡山延暦寺の有力な末寺であり、元徳三年のころ、ときの叡山の座主(ざす)大塔ノ宮のおはからいで、勅願所ともなっている関係から、島の孤帝にたいして、寺がこういう働きかけに出たとしても、決して不審とはいいえない...
吉川英治 「私本太平記」
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