例文・使い方一覧でみる「鰌」の意味


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...(どじょう)が居たら押(おさ)えたそうに見える...   鰌が居たら押えたそうに見えるの読み方
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」

...柳の下にいつもは居らずと一笑す...   柳の下にいつも鰌は居らずと一笑すの読み方
大町桂月 「碓氷峠」

...せめてでも食べたいものですね...   せめて鰌でも食べたいものですねの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...(どじょう)が泥の中にばた/\して居た...   鰌が泥の中にばた/\して居たの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...重くのっそりしてるのは、鯰や鰻やだ...   重くのっそりしてるのは、鯰や鰻や鰌だの読み方
豊島与志雄 「霧の中」

...爺さんは又自分が出した小笊へをあけて更に濡れた竹籃を掛けてさうして正味が幾ら有るかと聞くのである...   爺さんは又自分が出した小笊へ鰌をあけて更に濡れた竹籃を掛けてさうして正味が幾ら有るかと聞くのであるの読み方
長塚節 「教師」

...(どぜう)は其(そ)のこそつぱい笊(ざる)の中(なか)で暫(しばら)く其(そ)の身(み)を動(うご)かしては落付(おちつ)く...   鰌は其のこそつぱい笊の中で暫く其の身を動かしては落付くの読み方
長塚節 「土」

...その時の彼はほとんど砂の中で狂う泥(どじょう)のようであった...   その時の彼はほとんど砂の中で狂う泥鰌のようであったの読み方
夏目漱石 「行人」

...泥(どじょう)の丸煮(まるに)かなんかで...   泥鰌の丸煮かなんかでの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...柳の下に泥(どじょう)が居るもんか...   柳の下に泥鰌が居るもんかの読み方
火野葦平 「花と龍」

...あまつさへ長い泥髭のさきからぽたぽた滴り落ちる汗を...   あまつさへ長い泥鰌髭のさきからぽたぽた滴り落ちる汗をの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...安来節とうとう天上し久良伎安来節兄ィすつかり悦に入り同アラエッササの安来節は...   安来節鰌とうとう天上し久良伎安来節兄ィすつかり悦に入り同アラエッササの安来節はの読み方
正岡容 「大正東京錦絵」

...泥を擬人法にして軽くおどけたる処...   泥鰌を擬人法にして軽くおどけたる処の読み方
正岡子規 「俳諧大要」

...泥のやうに揉み合つた群衆の中を行つた...   泥鰌のやうに揉み合つた群衆の中を行つたの読み方
室生犀星 「蒼白き巣窟」

...従って、泥も、明日(あす)からは、御不用である』『へ、……そんな急なんですか』『他の商人共へは、黙っておれ』『何で云うもんですか』『序(ついで)に、その泥を、お池の鍋鶴(なべづる)へやってくれんか...   従って、泥鰌も、明日からは、御不用である』『へ、……そんな急なんですか』『他の商人共へは、黙っておれ』『何で云うもんですか』『序に、その泥鰌を、お池の鍋鶴へやってくれんかの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...介三郎は泥(どじょう)の群をたたきつぶして通った...   介三郎は泥鰌の群をたたきつぶして通ったの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...いつも柳の下に(どじょう)はいねえってやつだ...   いつも柳の下に鰌はいねえってやつだの読み方
吉川英治 「旗岡巡査」

...銭はやる」「折角だけど、きょうの泥は、お父(とっ)さんに上げるんだから遣(や)れないよ」笊(ざる)を抱えて小川の窪から飛びあがると、子供は、野萩の中を栗鼠(りす)みたいに駈け去ってしまった...   銭はやる」「折角だけど、きょうの泥鰌は、お父さんに上げるんだから遣れないよ」笊を抱えて小川の窪から飛びあがると、子供は、野萩の中を栗鼠みたいに駈け去ってしまったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「鰌」の読みかた

「鰌」の書き方・書き順

いろんなフォントで「鰌」

「なんとか鰌」の一覧  


ランダム例文:
誘き寄せる   見定める眼   ホットドッグ  

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