例文・使い方一覧でみる「鯨波」の意味


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...太都夫が率ゐた同勢も殆ど上陸しつくして茲に三度鯨波を擧げた...   太都夫が率ゐた同勢も殆ど上陸しつくして茲に三度鯨波を擧げたの読み方
伊藤左千夫 「古代之少女」

...社会主義者を問はず一様に提唱し又屡々(しばしば)繰返される鯨波(スローガン)である...   社会主義者を問はず一様に提唱し又屡々繰返される鯨波であるの読み方
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」

...鵜沢(うざわ)連隊長殿と戦死(うちじに)するところだった」少年の群はその時鯨波(とき)をあげて右側の路地の中に入って往った...   鵜沢連隊長殿と戦死するところだった」少年の群はその時鯨波をあげて右側の路地の中に入って往ったの読み方
田中貢太郎 「春心」

...彼らは未だ衆軍の擧ぐる鯨波の音聞かず...   彼らは未だ衆軍の擧ぐる鯨波の音聞かずの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...――ただの鯨波の声ならば...   ――ただの鯨波の声ならばの読み方
戸坂潤 「日本イデオロギー論」

...満員鯨波拍子……………「どうせ金で買われて行く流(ながれ)の身なんですもの唄いますわ...   満員鯨波拍子……………「どうせ金で買われて行く流の身なんですもの唄いますわの読み方
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」

...鯨波拍手「ペテロ!」「サルフィユ!」二青年はレースの襞で白く縁どった青い上衣に赤い半ズボンを穿(は)いて現れた...   鯨波拍手「ペテロ!」「サルフィユ!」二青年はレースの襞で白く縁どった青い上衣に赤い半ズボンを穿いて現れたの読み方
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」

...黒天鵞絨(くろびろうど)に金糸(きんし)銀糸(ぎんし)で鯨波(げいは)を刺繍した裃(かみしも)を着た美しい女の口上つかいが鯨の背に乗って口上をのべる...   黒天鵞絨に金糸銀糸で鯨波を刺繍した裃を着た美しい女の口上つかいが鯨の背に乗って口上をのべるの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...わあッと鯨波の声をあげて私の投げた袖にひしめき合って取りッこをするのでした...   わあッと鯨波の声をあげて私の投げた袖にひしめき合って取りッこをするのでしたの読み方
三浦環 「お蝶夫人」

...皆一斉に鯨波(ときのこえ)を上げて喝采した...   皆一斉に鯨波を上げて喝采したの読み方
夢野久作 「斜坑」

...一度に鬨(どっ)と鯨波(ときのこえ)を挙げました...   一度に鬨と鯨波を挙げましたの読み方
夢野久作 「白髪小僧」

...鯨波(ときのこえ)がドッと湧き起ったので...   鯨波がドッと湧き起ったのでの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...再び兵士たちの鯨波(とき)の声が張り上った...   再び兵士たちの鯨波の声が張り上ったの読み方
横光利一 「日輪」

...鯨波(とき)の声を張り上げて肉迫する気勢を敵に知らしめた...   鯨波の声を張り上げて肉迫する気勢を敵に知らしめたの読み方
横光利一 「日輪」

...一時に鯨波(とき)の声を張り上げて彼の方へ押し寄せた...   一時に鯨波の声を張り上げて彼の方へ押し寄せたの読み方
横光利一 「日輪」

...奴国の方へ押し寄せて行く耶馬台の軍の鯨波(とき)の声が一段と空に上った...   奴国の方へ押し寄せて行く耶馬台の軍の鯨波の声が一段と空に上ったの読み方
横光利一 「日輪」

...何の声もなかった――とまず京極方の桟敷(さじき)がドッと勝鯨波(かちどき)を爆破させ宮津城下の町人も喊声(かんせい)を上げてそれに和した...   何の声もなかった――とまず京極方の桟敷がドッと勝鯨波を爆破させ宮津城下の町人も喊声を上げてそれに和したの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...第三の宮方の鯨波(げいは)は...   第三の宮方の鯨波はの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「鯨波」の読みかた

「鯨波」の書き方・書き順

いろんなフォントで「鯨波」

「鯨波」の英語の意味


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