...○夏(なつ)も山間(やまあひ)の雪を以て魚鳥(うをとり)の肉(にく)を擁包(つゝみ)おけば敗餒(くさら)ず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
......
高村光太郎 「智恵子抄」
...魚鳥(ぎょちょう)を料理する...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...公共の池の魚鳥を捕うべからざる禁制も...
豊島与志雄 「文学以前」
...(問)魚鳥を食い...
中里介山 「法然行伝」
...感傷至上の三昧は玲瓏たり、萬有にリズムを感じ、魚鳥も屏息し、金銀慟哭す...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...―人魚詩社信條―光の説光は人間にある光は太陽にある光は金屬にある光は魚鳥にある光は螢にある光は幽靈の手にもある...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...魚鳥遠くに消え去り...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...しかも山中には虫魚鳥小獣のほかに草木の実と若葉と根...
柳田国男 「山の人生」
...四時それぞれに魚鳥の獲物が多い...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...「喪(も)に服して、今日から七日の間、尊氏は酒、魚鳥を口にせず、別行(べつぎょう)(精進潔斎(しょうじんけっさい))を執(と)ろうとおもう...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏が喪(も)に服して「魚鳥を口にせず」としていたため...
吉川英治 「私本太平記」
...彼が持ってきた魚鳥をさかなに...
吉川英治 「私本太平記」
...朝暮魚鳥などもお摂(と)りください...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼の膳には調理された魚鳥の肉が豊富にのっていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...魚鳥を充分に喰べたせいか...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこで取れる魚鳥の類や...
吉川英治 「平の将門」
...しかし俗人が魚鳥を殺し愛欲に生くることは何の罪とも認められない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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