...私のそれまでに見たどの人間とも似ていなかった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...さきに見たやうに庄左衞門ほどの人物が...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...さきほどの人たちすべてをあわれみたまえ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...それでは職員が悪いというのか? ――孤児の世話をすすんでしようと志すほどの人に悪人のいるはずがない...
永井隆 「この子を残して」
...忽(たちま)ち三百両の金を融通してくれるほどの人がどこにあるだろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...山岳にでも登ろうとするほどの人は...
中里介山 「大菩薩峠」
...恐怖を感ずるとより言いようがない」「君ほどの人がねえ……君の亡者ぶりには...
中里介山 「大菩薩峠」
...どんな事をしても人に怨まれるやうな人間ではなかつたよ」「――」「あれは徳な性分さ」庵崎數馬ほどの人間も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...真名古ほどの人間が...
久生十蘭 「魔都」
...支那の数学史を考えるほどの人は必ず参照すべき普通の算書であるけれども...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...どの人もつつましく指を組み合せて...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...そんな方のお亡(な)くなりになったことなど話も聞かないほどの人だのに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...彼はそこに自分を足元にさえ寄せつけぬほどの人々が何千というほどもいるのを見て...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いやしくも哲学者とよばれるほどの人の悟性の中に入ることができたのを嘆かずにはいられない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...演奏したりするほどの人は...
柳宗悦 「民藝四十年」
...どの人も古本屋など探しつた揚句の樣子なのであり...
山之口貘 「山之口貘詩集」
...――なにもそれほどの人物の出る幕ではないじゃないか...
山本周五郎 「半之助祝言」
...将たるほどの人物なら...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??