...魚釣りしに一つの魚だに得ずて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...魚釣りなどの遊戯機関もそなわっていた...
ストックトン Francis Richard Stockton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...ここまでは岩魚釣りが来る...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...その合間には話題もくだけて、魚釣りのこと、競馬のこと、碁将棋のことなども、持ちだされましたが、そのどれに対しても、彼は妥当な意見を持っているようでした...
豊島与志雄 「旅だち」
...魚釣りに行く準備だということはすぐ分った...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...魚釣りと云うものは...
葉山嘉樹 「信濃の山女魚の魅力」
...……剣術が先か魚釣りが先か...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...山中湖は深いので秋の公魚釣りはなく...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...その形背皆蚯蚓(みみず)に足を添えたようで魚釣りの餌にするのみ食い試みぬ人が多い...
南方熊楠 「十二支考」
...道楽に魚釣りに出かけて...
三好十郎 「俳優への手紙」
...魚釣りに来る客のための釣舟屋と...
山本周五郎 「青べか物語」
...かれらは季節ごとに来る遊覧客、――魚釣り、汐干狩(しおひが)り、海水浴など、遊びに来る都会の客たちから「うまくせしめる」習慣がついているので、その冷たく鈍い眼や、狡猾そうな口つきの裏には、いつでも朴訥(ぼくとつ)な表情をつくり、あいそ笑いをする用意ができているのであった...
山本周五郎 「青べか物語」
...魚釣りと俳句がうまいので知られていたが...
山本周五郎 「青べか物語」
...よそから魚釣りに来た客だったように思う...
山本周五郎 「青べか物語」
...魚釣りに来る客のための釣舟屋と...
山本周五郎 「青べか物語」
...夏になると頻(しき)りに魚釣りを始めた...
山本周五郎 「いさましい話」
...碁将棋とか謡とか魚釣りとか歌や俳諧などにまで手を出し...
山本周五郎 「契りきぬ」
...それを埴谷城代がいつか魚釣りに来て...
山本周五郎 「半之助祝言」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??