...其國を富するの要たるや其風土を審察して、魚蝦、鳥獸、巨材、竹石の多少を明辨し耕織器什の巧を授け、舟車の便不便を委にして、其地味に據て産する處の竹木花果と雜穀菜草を試み、種まき培(つちかふ)ことを教え、故に是以地理の事は國家經世の基根とし、志士何ぞ是を精(く)せずんば有べからず...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...二十一年来この片田舎に魚蝦を友とし居る予を問われたが嬉(うれ)しさに...
南方熊楠 「十二支考」
便利!手書き漢字入力検索