...わるい番号の車に乗ると反(かえ)って魔よけになるのよ」「十三号車? ええ...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...痛風の悪魔よけには呪いを使い...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...櫛は竹で作り魔よけとして女がさしてくれる...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...一五 植物を輪にして魔よけとして髮の上にのせる...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...もと魔よけの信仰のためにさすもの...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...これは魔よけのためと解せられる...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...魔よけにしたと云って...
田中貢太郎 「簪につけた短冊」
...眼と声の腐った不潔な少女達が悪魔よけの陶製の陽物と一しょに売ってる...
谷譲次 「踊る地平線」
...ぼろをいぶして魔よけにしろ!」といって...
知里真志保 「あの世の入口」
...この次の二句はWhich, teaching us, hath this exordium:Nothing from nothing ever yet was born.迷信から来る精神の不安を除くべき魔よけの護符はすなわち「物質不滅の方則」である...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...あらゆる魔よけや幽靈よけとして...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...なんの呪禁(まじない)?」「魔よけじゃ」「魔がいるの?」「居るよ」「どんな魔?」「気色(きしょく)の悪い魔じゃ」「変なひとねえ」笑っていたお京の切れ長の眼が...
火野葦平 「花と龍」
...前もつて魔よけをしてからでなきやあ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...その二番目の息子が出征する時にオスワさんに武運長久のお詣りに行って受けて来た魔よけの鈴でね...
三好十郎 「鈴が通る」
...それを首にかけて魔よけにする風習が残っているとあるのは注意すべきだが...
柳田国男 「海上の道」
...これを拾って来て魔よけにしたり...
柳田国男 「年中行事覚書」
...明白に魔よけの意味が籠(こも)っていた...
柳田国男 「山の人生」
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