...さまで容子(ようす)の賤(いや)しくない落魄(おちぶれ)らしい...
泉鏡花 「婦系図」
...市兵衛は落魄の身となった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...書くぞという気合と気魄(きはく)の小説である...
太宰治 「虚構の春」
...文人としての魂魄(こんぱく)を練るために...
太宰治 「令嬢アユ」
...もはや人を威壓するようなあの生前の気魄が抜けて...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...魂魄の 130肢體を離れ暗深き冥王の府に落ち行くを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...秋の気魄に逢って...
豊島与志雄 「秋の気魄」
...しかしてまた彼ほど果敢の英雄的気魄を有している男はまず見ない」斎藤一は...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼等がどれほどの気魄(きはく)を消耗(しょうこう)せねばならぬかを思うとき...
夏目漱石 「思い出す事など」
...蒼白い月魄(つきしろ)に意味をもたせてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...どんどんと気持よくつよい歯をたてて勉強してゆくような気魄ある人物を見たいものです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...又部分訳は古典の精神気魄を伝うる上に於いて不十分である...
矢内原忠雄 「読書と著書」
...またお互いが落魄(らくはく)しているという共通の劬(いたわ)りもあって...
山本周五郎 「雨あがる」
...おれの落魄(らくはく)したざまが可笑(おか)しいんだろう...
山本周五郎 「風流太平記」
...往年の死生を超越して気魄が...
夢野久作 「近世快人伝」
...次第に落魄(らくはく)して近頃はおれの部屋からまだ二階上にある屋根裏に移つて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...もっと異ってきたのは彼の気魄であった...
吉川英治 「三国志」
...一脈の禅味と気魄があって...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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