...彼のビジネスは鬱鬱勃勃だった...
...彼女のポジティブな姿勢は鬱鬱勃勃している...
...この花壇は鬱鬱勃勃とした花で彩られている...
...春が来ると、草木たちが鬱鬱勃勃に成長する...
...彼女は仕事に順調に取り組み、鬱鬱勃勃としている...
...見渡す限り古意鬱勃として...
大町桂月 「白河の關」
...ルネツサンス直前の鬱勃たる擡頭力をこの地に認めると断言してはばからぬ人さへあつたではないか...
太宰治 「津軽」
...鬱勃(うつぼつ)たる力を見せる革命歌が...
徳永直 「眼」
...この鬱勃たる勢いが...
直木三十五 「南国太平記」
...名古屋の女流界にはかなり鬱勃(うつぼつ)たる創業の意気が溢(あふ)れていたものらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...この鬱勃たる興行の空気をよきに統制して導く興行者さえあれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...鬱勃たる粛殺味(しゅくさつみ)も見えない...
中里介山 「大菩薩峠」
...文の興(おこ)らんとする気運が鬱勃(うつぼつ)として感じられた...
中島敦 「李陵」
...何か新しく云ひたいことが鬱勃とした所から発生してゐるといふよりも...
中原中也 「近頃芸術の不振を論ず」
...鬱勃(うつぼつ)たる芸の野心と...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...鬱勃(うつぼつ)たる事業慾を押えることが出来ず...
火野葦平 「糞尿譚」
...所感結網学人専攻斯学願樹功微躯聊期報国忠人間万事不如意一身長在轗軻中泰西頼見義侠人憐我衷情傾意待故国難去幾踟決然欲遠航西海一夜風急雨※※義人溘焉逝不還忽長隔幽明路天外伝訃涙潸潸生前不逢音容絶胸中鬱勃向誰説天地茫茫知己無今対遺影感転切私がもし当時マキシモヴィッチ氏の下に行っていたならば...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...で蕭然たるうちに物皆萠(も)ゆる生氣は地殼に鬱勃としてゐる...
三島霜川 「解剖室」
...そんな連中は有為果敢の材を抱きながら官途に就く事が出来ず鬱勃たる壮志を抱いたまま明治政府を掌握している薩長土肥の横暴振り...
夢野久作 「近世快人伝」
...遂に鬱勃としてゐた民衆の反抗心が王朝に向つて突激を開始した...
横光利一 「静かなる羅列」
...お父上のお胸にはいま鬱勃(うつぼつ)たるものがわいているのだ」「うるさいよ...
吉川英治 「三国志」
...鬱勃(うつぼつ)を色にあらわして元春は答えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...畳へじかに転がりながら鬱勃(うつぼつ)たる独り言なのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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