...御神鬮(おみくじ)の凶が出でたる落葉降る十一月二十一日 木の芽会...
高浜虚子 「五百五十句」
...板倉殿は笑いながら十人の者に鬮(くじ)引きをさせて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...雪子に貧乏鬮(くじ)を抽(ひ)かせて自分ひとり巧(うま)いことをしているような...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ゆっくり飲んでいて貰いましょう」「貧乏鬮(くじ)お引きやしたなあ」「なあに...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...間もなく徴兵の鬮(くじ)が当つて高崎の兵営に入つたといふ噂(うはさ)を聞いた...
田山花袋 「重右衛門の最後」
... 315中に二條の鬮(くじ)を入れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...神鬮(かみくじ)をとってきめようということになって、鬮をとると、上陸せよと出た...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...神鬮(かみくじ)に上陸と出たのは...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...鬮引(くじびき)にて満座に至りて皆済(かいさい)になる仕組(しくみ)であるが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...先日余の引いた凶の鬮(くじ)を穴守様(あなもりさま)で流してもらふたとわざわざ鼠骨(そこつ)の注進...
正岡子規 「墨汁一滴」
...一同鬮引(くじびき)して当った者の門上に標札を掲げ...
南方熊楠 「十二支考」
...鬮(くじ)で頭屋(とうや)をきめ...
柳田国男 「年中行事覚書」
......
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...一番鬮(くじ)の本鬮(ほんくじ)はドッチミチこっちのもんだがハテ...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...劉岱(りゅうたい)の鬮には...
吉川英治 「三国志」
...神鬮(みくじ)を引いたそのときに...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこでは番僧から神鬮(みくじ)をうけていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...それを神鬮に託すようなことはあり得ないと決めていたからである...
吉川英治 「新書太閤記」
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