...彼女の歌い方はいつも高調子で、とても鮮やかだ...
...会議で彼の発言が高調子になってきた...
...この演説は演説者が高調子で話すために効果がある...
...ミュージシャンはステージで高調子に演奏した...
...緊張したとき、彼女は高調子に話す傾向がある...
...入場料の倹約3・31(夕)アルマ・グルツク女史といへば米国で名高い高調子の歌手(ソプラノ・シンガア)で...
薄田泣菫 「茶話」
...高調子に謳ひ耽つてゐるのを聞くと...
薄田泣菫 「独楽園」
...高調子(たかちょうし)で饒舌(しゃべ)るのであるが...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...それで非常な高調子だから座敷に手に取るやうに聞える...
高濱虚子 「俳諧師」
...蹴立(けた)たましい高調子(たかてうし)で...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...」と小野は向う側から高調子で声かけた...
徳田秋声 「新世帯」
...驚駭(きょうがい)と憤慨と憎悪(ぞうお)と憤怒とがこんがらがって一つの恐ろしい高調子になって現われたのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...六本の高調子(たかじょうし)で「吾妻(あずま)八景」の――松葉かんざし...
永井荷風 「監獄署の裏」
...喧嘩(けんか)でもするような高調子...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...さらに高調子の水声にさらわれて...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
......
前田普羅 「普羅句集」
...田原の高調子が筒ぬけに聞えて來た...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...三番でも醉拂つた野呂の高調子が...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...彼の購書苦心談を彼一流の高調子で始めた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...例の斎藤はほろ酔(え)い気げんの高調子...
三宅花圃 「藪の鶯」
...此方から印税を返さねばならぬ」と長田幹彦大いに悄気(しょげ)て居る由最初の馬鹿景気に高調子となって...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...今日では人に読まれても顔を赤めるほどの高調子なものだったが...
柳田国男 「予が出版事業」
...自分の聲は人並外れて高調子なのだが...
若山牧水 「比叡山」
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