...勿論高等な事でも何でもない...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...高等な物のある事を考へろ...
芥川龍之介 「売文問答」
...自分は東京のある高等な学校をともかくも卒業して...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...高等な猿類と並べたのでした...
石原純 「チャールズ・ダーウィン」
...ラジウムよりもずっと高等な生物ですよ...
海野十三 「宇宙戦隊」
...もっと高等な生物がすんでいて...
海野十三 「三十年後の世界」
...猿なんかよりも高等な智慧(ちえ)をもった動物のように見えた...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...また高等なる専門教育にても...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...また諸強国が連合して一個の高等な仲裁所...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...意などのごとき高等なる精神的作用をつかさどる器官なることは今述べたとおりであるが...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...そうした芸術的に高等な芝居が...
寺田寅彦 「自由画稿」
...二十世紀の現代では日本全体が一つの高等な有機体である...
寺田寅彦 「天災と国防」
...高等な学校の用に供するものだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いわんや高等なる文明の御玉杓子を苦もなくひり出す東京が怖しいのは無論の事である...
夏目漱石 「虞美人草」
...高等な動物及び人間においては脊椎骨(せきついこつ)が次第に結合して行つて...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...研究の結果今は蜥蜴より高等な爬虫の一群と学者は見る...
南方熊楠 「十二支考」
...高等な医学と有機化学の知識と...
夢野久作 「暗黒公使」
...高等な植物とは一見して判るけれど...
蘭郁二郎 「植物人間」
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