...青砥のせっかくの高潔な志も...   
太宰治  「新釈諸国噺」 
...私は船客の中の唯一の高潔な学徒として...   
太宰治  「惜別」 
...杉浦君のような高潔な闘士に...   
太宰治  「花火」 
...そしてこの老探検家の高潔な人格は...   
豊島与志雄  「アフリカのスタンレー」 
...偉大な高潔なことをなすのを好んだからというのか...   
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」 
...特に高潔なる精神的要求より離れて...   
西田幾多郎  「我が子の死」 
...この人格の高潔な二名人の絵をかけて居ると...   
野口雨情  「小川芋銭先生と私」 
...絶えず高潔な感情を求めて...   
萩原朔太郎  「愛の詩集」 
...この小説の主人公には高潔な人間は用いられていない...   
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」 
...高潔な人間を尊敬している訳ではない...   
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」 
...「高潔な化物が出る場所とか...   
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」 
...この事件で私たちを責めないでください」チャレンジャー卿は高潔な人物だから...   
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」 
...イーストウッドの高潔な叔母様をカーバー所長はお友達として称賛されましたが...   
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」 
...父は一番正直で高潔な人物だと思っていました...   
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」 
...三百年間ダッシュウッド家は高潔な紳士が治めてきた...   
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」 
...更に高潔なのはあのアレクサンドロス大王で...   
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」 
...我々の率直・我々の高潔な心・を傷つけるばかりである...   
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」 
...彼の高潔な趣味と修養の心掛けは熄(や)まなかった...   
吉川英治  「新書太閤記」 
便利!手書き漢字入力検索