...こは高位の僧のみまかりたるなり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...この特権は特に高位の主任医に適用された...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...高位の僧が広場において乾いた木をこすり合わせて新しい火をおこし...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...羅馬最高位の人であったのに...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...高位の若い牧師が立っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...日本最高位の山岳群の間を貫通して...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...――つまりは座頭の最下位から最高位の總晴(そうばれ)まで進むには...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...伊豆守様はじめ高位の方々も頻りと御奉行様と往来(ゆきき)をなされて居られましたのでございます...
浜尾四郎 「殺された天一坊」
...「もしここで君の笞の下に高位の裁判官がいるのなら」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...高位の役人の中でも比較的低い地位の人たちのことを言っているのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...この最高位の部屋は言葉では言えない一種の香りを放っていて...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...……高位の御人命にかかわる奇異な事態につき...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...英国で最も勇敢・公正・最高位の人々が千五百人...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...最高位のきらめくしるしを織り込んでいるように見えました...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...恭(うやうや)しき高位の絵姿...
三木竹二 「いがみの権太」
...貴人高位の白(せりふ)も喜(よろこび)の余(あまり)溢れ出でし様にて好し...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...毎(つね)に女官をして高位の婦女の隠事を検せしめ...
南方熊楠 「十二支考」
...さて高位の不便窮屈ということは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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