...此の愛書家の癖が高じると...
辰野隆 「愛書癖」
...斯うした癖が高じると狂になるのだなと思って...
辰野隆 「愛書癖」
...斯ういふ病が高じると...
辰野隆 「書狼書豚」
...いろいろな「奇蹟(きせき)」たとえば千里眼透視術などをやる人でも、影にかくれた助手の存在を忘れて、ほんとうに自分が奇蹟を行なっているような気のする瞬間があリ、それが高じると、自分ひとりでもそれができるような気になる瞬間もありうるものらしい...
寺田寅彦 「路傍の草」
...金五郎の乱行は高じるばかりであったので...
火野葦平 「花と龍」
...霊魂の病気は高じるに従って不明になる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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