...人品骨柄を見たって知れる――その頃は台湾の属官だったが...
泉鏡花 「婦系図」
...輝勝に比べると器量骨柄が甚しく見劣りしたので...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...その人品骨柄(じんぴんこつがら)のよい覆面の侍ではなくて...
中里介山 「大菩薩峠」
...うかがうことのできるその人の風采骨柄(ふうさいこつがら)は...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは身体骨柄(しんたいこつがら)痩(や)せてこそいるけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...白雲そのものの人品骨柄が...
中里介山 「大菩薩峠」
...今まで人品骨柄のことは言わなかったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...器量骨柄(こつがら)が尋常を絶した人々も...
柳田国男 「海上の道」
...骨柄(こつがら)たくましく面の色赤く...
柳田国男 「山の人生」
...いつしかお立派な骨柄になられた……」じっと...
吉川英治 「剣の四君子」
...坂東者(ばんどうもの)に多い特有な骨柄(こつがら)なのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...骨柄も逞しい...
吉川英治 「私本太平記」
...骨柄(こつがら)...
吉川英治 「新書太閤記」
...骨柄(こつがら)も失礼ながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...ただ人とも思われぬ骨柄(こつがら)だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――その骨柄や眼(まな)ざしが...
吉川英治 「源頼朝」
...五――よい骨柄(こつがら)の若者...
吉川英治 「源頼朝」
...武者面(むしゃづら)のほども偲(しの)ばれる骨柄である...
吉川英治 「宮本武蔵」
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