...骨太にすくすくとのびた娘だった...
徳永直 「冬枯れ」
...骨太に堅々と肉の付いた大男が自分の息子で有ろう等とは...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...「於松ではないか」「はいッ」官兵衛孝高の子、松寿丸(しょうじゅまる)は、半兵衛重治(しげはる)に伴(ともな)われて、この平井山の味方へ初陣(ういじん)として加わって以来、もう幾たびか戦場も駈け、生れて初めて、鉄砲槍の中も歩き、わずかな間に、見ちがえるほど、気丈(きじょう)となり、骨太になり、また大人(おとな)びていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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