...「くらげ骨なし」だ...
豊島与志雄 「竜宮」
...一本立ちすればぶるぶる震える骨なしだから...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...「失礼失礼」骨なしのようにグデングデンで...
中里介山 「大菩薩峠」
...我れは其やうな骨なしに見えまするかとて...
一葉 「暗夜」
...泥酔している永田は、ナマコのように、骨なしになって、サクの膝のうえにうつぶし、ほとんど、意識がない...
火野葦平 「花と龍」
...骨なしのような永田杢次を立たせ...
火野葦平 「花と龍」
...悪筆にても骨なしにても...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...骨なしの草書を覚えて廃学すればそれきりとあきらめ...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...全く骨なしの句をこしらえて...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...あの骨なしみたいな...
松永延造 「職工と微笑」
...英国でも女に制せらるる骨なし男をヘン・ベックト...
南方熊楠 「十二支考」
...タコは自分が骨なしの癖に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...僕はこんにゃくの如く骨なしだ...
村山籌子 「みみず先生の歌」
...肥後の山鹿(やまが)の骨なし燈籠などであろう...
柳田国男 「年中行事覚書」
...もう骨なしみたいに...
横光利一 「旅愁」
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