例文・使い方一覧でみる「骨ぐみ」の意味
スポンサーリンク...かの女の骨ぐみが全く刄物その物になつて... 
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...ごつ／＼した骨ぐみが見えてゐます...
鈴木三重吉 「青い顔かけの勇士」
...骨ぐみは小さくもありませんが...
鈴木三重吉 「やどなし犬」
...その骨ぐみの世にたぐいもなくきゃしゃでいらっしゃることはおどろくばかりでござりました...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...武士の社会がくずれてその社会組織の骨ぐみになっていた君臣関係というものがなくなった時代に...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...骨ぐみのたくましい...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...自分の音の骨ぐみしかなくて（小さい一綴りの）...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...骨ぐみは妻楊子のようであるが出来ているのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...武人の骨ぐみが出来ている...
吉川英治 「私本太平記」
...――関東武士特有な骨ぐみはすぐ眼に映（うつ）るものだったが...
吉川英治 「私本太平記」
...骨ぐみができておる...
吉川英治 「新書太閤記」
...腺病質な弱々しい骨ぐみからして...
吉川英治 「親鸞」
...この回までの骨ぐみを...
吉川英治 「随筆 新平家」
...白い髯（ひげ）――骨ぐみのすいてみえる麻の両袖...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...だいぶ骨ぐみが出来たじゃろうと思ってな」「ご高恩のほど……何とお礼をのべましょうやら」「礼？ ……...
吉川英治 「宮本武蔵」
...飢えた野良猫にひとしい虚無僧の細っこい骨ぐみだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...頑丈な船乗（ふなのり）の体も、美少年のまえに正当に立つと、ぶら下がったという言葉がおかしくないほど、背も骨ぐみも、段ちがいに美少年のほうが逞（たくま）しくて立派だったのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...骨ぐみはずっと太い...
吉川英治 「柳生月影抄」
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