...病院の中庭(なかには)に驛傳(えきでん)の馭者(ぎよしや)來り...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...粕壁驛より東二十町...
大町桂月 「粕壁夜行記」
...蕭散なる古驛、馬小屋多し...
大町桂月 「白河の關」
...飯田橋の驛まであるいて行つた...
恒藤恭 「學生時代の菊池寛」
...驛につくと小林翁が同志數人と共に迎へてくれる...
土井晩翠 「野口英世博士の生家を訪ひて」
...昨日より驛前闇市取拂となり八百屋にも野菜少し...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...旅館でもあるかと驛から市電へ乘つて...
林芙美子 「雨」
...釧路(くしろ)へ着いたのが八時頃で、驛を出ると、外國の港へでも降りたやうに潮霧(がす)がたちこめてゐた...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...番頭さんが驛まで荷物をもつて来てくれた...
平山千代子 「汽車」
...驛傳馬車(えきばしや)が近づいて來るのであつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...驛傳馬車は止つて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...その次ぎの驛に着くと...
堀辰雄 「麥藁帽子」
...梅田の驛前の旅人宿に一時の寢所(ねどころ)を定めたが...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...梅田の驛近くの宿屋に口を見付た男の爲めに年中いたぶられて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...夕陽の赤い驛前をいそぐ時...
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...置鹽氏の家は驛の東方にあつた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...驛吏曰(えきりいはく)...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...御殿場驛から二里あまりもあらうか...
若山牧水 「樹木とその葉」
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