...うるみ声して云った...
泉鏡花 「婦系図」
...暮れ方のうるみを帯びた物しづかな低い波の音につれる子守歌がたまらなく悲しい...
伊藤野枝 「日記より」
...をとめごころ黄金覆盆子(こがねいちご)は葉がくれに眼(まなこ)うるみて泣きぬれぬ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...優(やさ)まみのうるみよ...
薄田淳介 「白羊宮」
...うるみ色(いろ)に...
薄田淳介 「白羊宮」
...淋しさが歌声の底にこもっているので、森の鳥や樹々もそれを聞いて泣き、お月さまも、うるみました...
太宰治 「ろまん燈籠」
...睫毛(まつげ)の長い潤味(うるみ)を持った円い眼(まなこ)が...
谷崎潤一郎 「秘密」
...その眼縁(まぶち)が見る見るうるみ出した……が忽ちはッと気を取直おして...
二葉亭四迷 「浮雲」
...だが、両眼はうるみ、深紅の口元には情熱があった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...この蕪雑な私の文章にも多少のうるみが生じ...
牧野信一 「環魚洞風景」
...雲の縞(しま)は薄(うす)い琥珀(こはく)の板(いた)のようにうるみ...
宮沢賢治 「シグナルとシグナレス」
...」かう云つた時、クサンチスの声は涙に咽(むせ)んでゐて、目はうるみ、胸は波を打ち、体中どこからどこまで抑制せられた感情が行き渡つてゐるのであつた...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...俯向(うつむ)いた眼がうるみ...
山本周五郎 「七日七夜」
...瞼毛(まつげ)の影にうるみを湛えた黒い眼や...
横光利一 「上海」
...うるみを帯んだ繊細な肌を鳳の眼のように涼しく裂いて跳ねている瞼など...
横光利一 「旅愁」
...月姫(つきひめ)うるみて彷徨(さまよ)へり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...その戦にお供がならぬほどなら、ここで刺しちがえて死ぬなどと申しおるようなわけで」「さまでに」と、正成は、うるみ声で、兵の簿(ぼ)にあたまを垂れた...
吉川英治 「私本太平記」
...眼にうるみを持って...
吉川英治 「旗岡巡査」
便利!手書き漢字入力検索
- サッカー選手の三浦知良さん: J3福島に移籍、プロ41年目を迎えるサッカー選手 ⚽️
- 陸上競技選手の田中希実さん: 駅伝で14人抜きの快走で区間賞を獲得し、チームを優勝争いに導いた 🏃♀️
- 俳優の福士蒼汰さん: 主演ドラマで鍛えた肉体とリアリティに自信を覗かせた俳優 💪
