...この騙(かたり)奴(め)...
田中貢太郎 「立山の亡者宿」
...SK病院の名前騙(かた)ってこない電話かけよ...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...騙(だま)し賺(すか)そうとつとめる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...日本武尊が出雲建を騙して...
内藤湖南 「女眞種族の同源傳説」
...セメントの粉では全く騙(だま)されましたよ...
野村胡堂 「悪人の娘」
...巾着切と騙(かた)りの仲間――天滿七之助の身内十何人を珠數(じゆず)つなぎにして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次を騙(だま)せると思つちやいけませんよ」「親分」「お前さんにも手落ちはあつた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...騙(だま)されるのは...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...そして彼を騙して遊ぶのが好きだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...あたしを騙(だま)そうたって...
火野葦平 「花と龍」
...隙さへあつたら盗(ぬすみ)でも騙(かたり)でもして命を維(つな)げと云ふにひとしいとも云ひ得る...
平出修 「公判」
...私を騙した負い目があったのね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...また騙して堕落させ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...狐を騙(だま)したという昔話さえできている...
柳田国男 「山の人生」
...この男が南部家の重臣の娘を騙(だま)して出奔し...
山本周五郎 「松林蝙也」
...「いちどでもあんたを騙したことがあって...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...つい眼に騙(だま)されて子どもと見る...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこの騙(かた)り野郎...
吉川英治 「新・水滸伝」
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